Neetel Inside 文芸新都
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松のや
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ああ、腹が減った。

夜勤明けの朝。時間はまだ間に合う。
慌てて準備をし、朝の11時までに店内へ駆け込み店の入口すぐにあるタッチパネルで注文を始める。

「松のやとかいう神」
崇める人間も多くいるようだ。
私も漏れなくその一人である。

ソーセージエッグ定食。添え物は納豆。
家庭的な食事で嬉しい。
忙しい現代社会を生きる一員となった今、バランスの良い朝食を自分で用意することはほぼ不可能に近い。
多くの努力が必要だろう。

ただ松のやであればそれができる。

カリッとした噛み応えが確かにある、あたたかいソーセージに目玉焼きが2つ。
納豆をまぜまぜしてご飯に乗せ、焼き海苔も合わせて軍艦巻きのようにして食う。
そして胃を整えてくれるキャベツとポテサラ。
おまけにネギ。
ご飯と味噌汁はなんとおかわりもできる。
まずは熱い味噌汁で自分の目と胃を覚まし、2杯目を頂くのが自分流だ。


私も、松のやを崇拝しよう。
両手を合わせて…





いただきます。

       

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