Neetel Inside ニートノベル
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日常をめざして
レモンの皮

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毎朝、屋根裏部屋のレモン倉庫から三個程取り出しては皮を剥いている。

     


     

ある朝、カワナメ氏は屋根裏部屋のレモンが無くなっていることに気付いた。

     

カワナメ氏は自転車に乗ってスーパーに駆け込むがレモンはどこにも見当たらない。

     


     

店員さんに問いかけると
[すいません。今、国がレモンをこの世から無くそうキャンペーンを開始していてレモンの・・・・・・]
と言いかけたところで店員は話すのをやめた。

     

カワナメ氏は国がレモンを売らないなら自分で育てればよいという結論に至った。

     

だが、どこに育てる畑があるというのだろう。
そもそも私は騙されていないか。
育てる場所でさえ国に監視されている可能性もある。

     


     

私は安心を得るために友人のA,B,Cに連絡を取るも
三人ともが私の寝ている間に国がキャンペーンを
始めたのだと言う。

     


     

世の中は私が気付かないうちにすっかり変わってしまっていた。

       

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