ネットフリックスに加入して、いの一番に観た映画がある。『デスノート』だ。藤原竜也主演のではない。アダム・ウィンガード監督のネットフリックスオリジナル版の『デスノート』だ。
監督のアダム・ウィンガードがホラー畑出身ということもあり、人が死ぬ描写もしっかりグロくしてくれているサービス精神に溢れているのもありがたい。最初にデスノートに書かれて死ぬ学校のいじめっ子は、車が運んでいた梯子が飛び出し顔面を貫いて死ぬ、『ファイナルデスティネーション(※1)』スタイルだ(奇しくもファイナル・デスティネーションを監督したジェームズ・ウォンはその後『ドラゴンボール EVOLUTION(※2)』を撮っている)。
気になる女の子へのアピールのために「デスノート」の存在をバラしてしまうライトもバカ丸出しで堪らない。ワタリを殺されて怒り心頭のLが銃を持ってライトを追いかけるシーンなどは赤塚不二夫の世界観だと思った。というか、ワタリが本名なのかいというのに驚いた。そう考えると、劇中、名刺に「WATARI」と書いてあったのが凄くかわいく思えてくる。
登場する人物は全員直情的でアメリカナイズされているのだ。クールな知能戦などはどこにもなく、「デスノート」に名前を書かれた人間には死のピタゴラスイッチが襲う。
クライマックスでは、「デスノート」の力で観覧車を破壊する始末。流石はアメリカの「デスノート」、日本よりもマッチョだぜ。
私は妙な映画を観た!!
実写版デスノートを観た!
※1 ファイナル・デスティネーション
監督:ジェームズ・ウォン
飛行機事故から生還した生存者たちを死のピタゴラスイッチが襲う、死に様を楽しむ新感覚ホラー映画
※2 ドラゴンボールEVOLUTION
監督:ジェームズ・ウォン
どこにでもいる普通の高校生の孫悟空がピッコロ大魔王との戦いに挑む。
インカ帝国先生の『ドラゴンボール EVOLUTION』は名作でしたね……
監督:ジェームズ・ウォン
飛行機事故から生還した生存者たちを死のピタゴラスイッチが襲う、死に様を楽しむ新感覚ホラー映画
※2 ドラゴンボールEVOLUTION
監督:ジェームズ・ウォン
どこにでもいる普通の高校生の孫悟空がピッコロ大魔王との戦いに挑む。
インカ帝国先生の『ドラゴンボール EVOLUTION』は名作でしたね……