惑星ソーナノカ交信記録
タナリフ混沌物語 クオンの場合

ここは魑魅魍魎の惑星 タナリフ
この惑星はすべてがおかしく、
全てが自由気ままに、しかしまとめるものがおらず
混沌としている状況が続いていた
ある場所では宇宙から流れ着いた一杯のうどんにより、
うどんにあらずばタナリフにあらずという思想を生み出した
KAGAWA死国同盟
ある場所では音楽により、全宇宙を支配せんと
それぞれが様々な音の魔術を放つ
大芸能音楽院
ある場所では性を追求するあまり、
性の病を広めるために歪んだ7つの思想の集いし
七性病
幾多あるそれらの有力者たちが
タナリフを支配するために睨みを効かせていたのである。
この惑星はすべてがおかしく、
全てが自由気ままに、しかしまとめるものがおらず
混沌としている状況が続いていた
ある場所では宇宙から流れ着いた一杯のうどんにより、
うどんにあらずばタナリフにあらずという思想を生み出した
KAGAWA死国同盟
ある場所では音楽により、全宇宙を支配せんと
それぞれが様々な音の魔術を放つ
大芸能音楽院
ある場所では性を追求するあまり、
性の病を広めるために歪んだ7つの思想の集いし
七性病
幾多あるそれらの有力者たちが
タナリフを支配するために睨みを効かせていたのである。

ここは死を超越したものたちの集う【死霊万博】……
死は終りではなく、始まりである…
死という1つの区切りを超えたものたちのあつまる場所…
そのなかに幽霊を扱うものたちのあつまる場所があった
「キミは今日で10歳となった。10歳になるとこの宇宙に存在する
様々な幽霊を呼び寄せ、契約して使役することになる。」
「契約したら死霊王リッチ様に従い、このタナリフを統一するための
霊魂術士となるのだ。よいな、クオンよ」
クオンと呼ばれた1人の少女は決意を胸に
契約に必要な水晶玉を片手に契約の間へと足を運んだ。
『大丈夫、私はできる…できる…!』
自分自身を鼓舞し、しかしどこか心の中で不安を抱え
少女は、膝を地面に付いて、契約の間にて願いを請うのであった。
『お願い…私の幽霊様… 私に力を貸して…』
……どれくらい時間が経っただろうか
普段であれば、10分も掛からないはずの契約が
いつまで経っても起きないのだ……
これまでにない前例に、周りの霊魂術士達も驚きの色を隠せない
「どういうことだ… 普段であれば、
この惑星にいる低級幽霊と契約の流れではないのか?」
あるものはこうも言った
「力が無いというのか…?
まさかこの年にもなって幽霊1つ呼び寄せができない…と?」
その声は次第に彼女に対しての蔑みへと変わっていった
「出来損ない…か」
その言葉は10歳の少女には重く、心を刺していく…
『どうして… 私には呼び寄せる才能が無いっていうの…?』
クオンの心は次第に自信から不安に…不安から絶望になって
重くのし掛かっていくのであった。
死は終りではなく、始まりである…
死という1つの区切りを超えたものたちのあつまる場所…
そのなかに幽霊を扱うものたちのあつまる場所があった
「キミは今日で10歳となった。10歳になるとこの宇宙に存在する
様々な幽霊を呼び寄せ、契約して使役することになる。」
「契約したら死霊王リッチ様に従い、このタナリフを統一するための
霊魂術士となるのだ。よいな、クオンよ」
クオンと呼ばれた1人の少女は決意を胸に
契約に必要な水晶玉を片手に契約の間へと足を運んだ。
『大丈夫、私はできる…できる…!』
自分自身を鼓舞し、しかしどこか心の中で不安を抱え
少女は、膝を地面に付いて、契約の間にて願いを請うのであった。
『お願い…私の幽霊様… 私に力を貸して…』
……どれくらい時間が経っただろうか
普段であれば、10分も掛からないはずの契約が
いつまで経っても起きないのだ……
これまでにない前例に、周りの霊魂術士達も驚きの色を隠せない
「どういうことだ… 普段であれば、
この惑星にいる低級幽霊と契約の流れではないのか?」
あるものはこうも言った
「力が無いというのか…?
まさかこの年にもなって幽霊1つ呼び寄せができない…と?」
その声は次第に彼女に対しての蔑みへと変わっていった
「出来損ない…か」
その言葉は10歳の少女には重く、心を刺していく…
『どうして… 私には呼び寄せる才能が無いっていうの…?』
クオンの心は次第に自信から不安に…不安から絶望になって
重くのし掛かっていくのであった。
それから更に10分が経ち、霊魂術士たちも
彼女の祈りを止めさせようと重い足を動かそうとしたとき、
契約の間から遠く離れた黒き扉が鈍く開いたのだ。
その黒き扉は死霊万博の霊を司る王
死霊王リッチへと繋がる扉であった。
「今回の贄が契約の力を済ませておらぬと聞いて
来てみれば… なんだこの有様は」
黒きオーラを身に纏ったその骸骨の男はクオンを見つめると
はぁ…とため息を突いてこう言い放った
「古の霊と契約をするのではないかと思ったが…
これほどまでに魔力を感じぬとは…
低級幽霊1つも呼べぬとは我が組織の恥だ…死ぬがよい」
『そんな… 待って…!』
死霊王リッチが手に持つ仕込み杖から鋭利な刃物を取り出すと
クオンに向かってその刃を無情にも振り下ろす…っ!
と、突然、天井から大きな2つの光が
クオンの元に降り注いだ!!
『わぁっ!』
大きな音とともに、高い土煙が舞い上がる…
何事かと慌てふためくリッチは狼狽えていた
こんなことは彼が死霊王である何千年もの前から
あり得ない事態だったからだ。
やがて土煙は止み、クオンの目の前には
2つの輝く光が、赤と青の優しい光が彼女を見つめていた
『…これってもしかして… 契約が完了したってこと…?』
2つの赤と青の光は、言葉を発した
「契約?なんだそれは?」
「お空で戯れていただけだってのに、契約ってなにを言っているんだいこの子は?」
「だが、なにかおもしろそうことをしているのは確かだな」
「ええ、そうね 暫くはこの子と付き合おうかしらね」
「じゃあ決まりだな」
2つの光はお互いが納得したうえでクオンに話しかける
「我らはアカとアオ… そなたの契約に応じよう 望みはなにか…?」
『…ふぇ?』
彼女の祈りを止めさせようと重い足を動かそうとしたとき、
契約の間から遠く離れた黒き扉が鈍く開いたのだ。
その黒き扉は死霊万博の霊を司る王
死霊王リッチへと繋がる扉であった。
「今回の贄が契約の力を済ませておらぬと聞いて
来てみれば… なんだこの有様は」
黒きオーラを身に纏ったその骸骨の男はクオンを見つめると
はぁ…とため息を突いてこう言い放った
「古の霊と契約をするのではないかと思ったが…
これほどまでに魔力を感じぬとは…
低級幽霊1つも呼べぬとは我が組織の恥だ…死ぬがよい」
『そんな… 待って…!』
死霊王リッチが手に持つ仕込み杖から鋭利な刃物を取り出すと
クオンに向かってその刃を無情にも振り下ろす…っ!
と、突然、天井から大きな2つの光が
クオンの元に降り注いだ!!
『わぁっ!』
大きな音とともに、高い土煙が舞い上がる…
何事かと慌てふためくリッチは狼狽えていた
こんなことは彼が死霊王である何千年もの前から
あり得ない事態だったからだ。
やがて土煙は止み、クオンの目の前には
2つの輝く光が、赤と青の優しい光が彼女を見つめていた
『…これってもしかして… 契約が完了したってこと…?』
2つの赤と青の光は、言葉を発した
「契約?なんだそれは?」
「お空で戯れていただけだってのに、契約ってなにを言っているんだいこの子は?」
「だが、なにかおもしろそうことをしているのは確かだな」
「ええ、そうね 暫くはこの子と付き合おうかしらね」
「じゃあ決まりだな」
2つの光はお互いが納得したうえでクオンに話しかける
「我らはアカとアオ… そなたの契約に応じよう 望みはなにか…?」
『…ふぇ?』

アカとアオと名乗った2つの光は、クオンの周りを駆け巡る…
「そう、望みだ… 望みがあるから、そなたは我々を呼び覚ましたのであろう?」
『望みって急に言われても…」
クオンはあまりにも突然のことでなにをどうしたら良いのか分からなかった。
そこにいた死霊王でさえも、今の状況は理解できていない。
「…なんということだ。こんなことがあって…あってたまるか…」
リッチは恐れていた。こんなことはこれまでになかった。
これまで多くの契約された幽霊達は、自分の手に余る存在だったからだ。
しかし、今現れた2つの光…これは幽霊なのか…?いや、そんなことはどうでもいい。
そいつらの力はこの死霊王を遙かに超えていることは本人がよく分かっていたからだ。
「…我が贄よ その霊を我によこせ…
さすればこれまでの行い、許して遣わす」
『は、はわわわわ…』
クオンによって死霊王リッチは組織の長である。
その長が言うことは絶対であることは分かっていた
思わず言葉を発する…当然、この2つの霊を献上すると…
しかし、それを行う前に、アカとアオは不機嫌そうに言う
「お前は何を言ってるんだ?」
「何言ってるんだいこの骸骨お化けは。私はこの子と契約したの
あんたに従う気はないよ」
『ほ、ほぇぇ… それ言っちゃあかんやつ』
アカとアオの言葉にクオンは青ざめる
これは自分終わったな…と、
案の定、死霊王は怒気を発し、クオンに刃を向けようとした
「痴れものが! 我に従えっ!!」
「嫌や」
死霊王の放った攻撃は、アオの拳で完全に粉砕される
「は、はいぃ…!?」
突然のことで何が起きたのか、死霊王はそれを理解できなかった
いや、理解することすらできなかったのであろう…なぜなら…
彼はその後、アカによって、ボッコボコに殴られいたからだ
「ひぃ…ひぃ…あひぃ…ひぃ…ぃ…!!」
死霊王とは思えない情けない声に、近くにいた霊魂術士たちも
思わず後ずさりをする…
これが偉大なる死霊王なのか…?突然現れた幽霊に為す術無く倒されるのが
我らの王であるはずがない…と
ぴくぴくと情けなく震える死霊王だったその男を見て
クオンはぶるぶる震えながらも、内心スッキリしていた
『こんなに強いなんて聞いてないよー 私、これからどうなっちゃうの…?』
このあと、クオンは死霊万博の死霊王の代行として活動し、
ナタリフの有力者として君臨するのに、時間は掛からなかった…という。
「そう、望みだ… 望みがあるから、そなたは我々を呼び覚ましたのであろう?」
『望みって急に言われても…」
クオンはあまりにも突然のことでなにをどうしたら良いのか分からなかった。
そこにいた死霊王でさえも、今の状況は理解できていない。
「…なんということだ。こんなことがあって…あってたまるか…」
リッチは恐れていた。こんなことはこれまでになかった。
これまで多くの契約された幽霊達は、自分の手に余る存在だったからだ。
しかし、今現れた2つの光…これは幽霊なのか…?いや、そんなことはどうでもいい。
そいつらの力はこの死霊王を遙かに超えていることは本人がよく分かっていたからだ。
「…我が贄よ その霊を我によこせ…
さすればこれまでの行い、許して遣わす」
『は、はわわわわ…』
クオンによって死霊王リッチは組織の長である。
その長が言うことは絶対であることは分かっていた
思わず言葉を発する…当然、この2つの霊を献上すると…
しかし、それを行う前に、アカとアオは不機嫌そうに言う
「お前は何を言ってるんだ?」
「何言ってるんだいこの骸骨お化けは。私はこの子と契約したの
あんたに従う気はないよ」
『ほ、ほぇぇ… それ言っちゃあかんやつ』
アカとアオの言葉にクオンは青ざめる
これは自分終わったな…と、
案の定、死霊王は怒気を発し、クオンに刃を向けようとした
「痴れものが! 我に従えっ!!」
「嫌や」
死霊王の放った攻撃は、アオの拳で完全に粉砕される
「は、はいぃ…!?」
突然のことで何が起きたのか、死霊王はそれを理解できなかった
いや、理解することすらできなかったのであろう…なぜなら…
彼はその後、アカによって、ボッコボコに殴られいたからだ
「ひぃ…ひぃ…あひぃ…ひぃ…ぃ…!!」
死霊王とは思えない情けない声に、近くにいた霊魂術士たちも
思わず後ずさりをする…
これが偉大なる死霊王なのか…?突然現れた幽霊に為す術無く倒されるのが
我らの王であるはずがない…と
ぴくぴくと情けなく震える死霊王だったその男を見て
クオンはぶるぶる震えながらも、内心スッキリしていた
『こんなに強いなんて聞いてないよー 私、これからどうなっちゃうの…?』
このあと、クオンは死霊万博の死霊王の代行として活動し、
ナタリフの有力者として君臨するのに、時間は掛からなかった…という。
