桜花咲く春の宵、みなさんいかがお過ごしですか。新歓コンパに浮き足立ってますか。初々しい新人に頬を緩ませて「やっぱプロより素人だね」と穢れた台詞を口走っていませんか。お花見にかこつけて新人にスキンシップを強要したり、当然のように王様ゲームを始めて顰蹙を買っていませんか。泥酔した新人にボディタッチしたら「先輩、彼女作った方がいいですよ」と冷ややかに一瞥され、言外に「まあ、出来ないでしょうけど」のニュアンスが漂っていたりしませんか。春はイベントが盛りだくさんで楽しい季節ですね。え？イベントどころか自宅でオナニーしかしてないって？元気出して下さい。僕もそんな毎日です。
さて突然ですが、本編のストーリーと登場人物を整理したいと思います。作者自身が何を書いたか忘れてしまったのでメモを残したい、という卑しい理由からまとめるのでは決してありませんよ。
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【だいたいのストーリー】
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地味で平凡な窓際サラリーマンの主人公（♂）は、ある日、未来からタイムトラベルして来た女の子と出会いました。彼女の名前はサカキ・マナミ。
彼女の話によれば、未来の日本ではクーデーターによる政変が起き、独裁国家への道をひた走っているのでした。サカキ・マナミが現代へタイムトラベルした目的はただ一つ。独裁国家の皇帝となる人物を、現代において暗殺する事です。歴史改竄を目論んでいるのであります。
しかしサカキ・マナミの行動は（未来の日本政府にとって）国家反逆罪に等しい行為です。案の定、彼女を逮捕するため、秘密警察が送り込まれて来ました。一触即発の危機です。
結局、サカキ・マナミは暗殺を諦めて、未来へと戻らざるを得なくなります。しかし未来へ戻ったところで、彼女の身が危険にさらされ続けている事に変わりありません。そこで、なぜか突然やる気を出した主人公は、サカキ・マナミを守るために、一緒にタイムスリップする決意をしたのです。
ちなみに主人公はサラリーマンなので、このままタイムスリップしてしまうと会社を無断欠勤する羽目になります。窓際サラリーマンの分際でこれは非常にマズイです。彼は自分の人生をどう考えているのでしょうか。もっと将来について真剣に考えた方が良いのではないでしょうか。親御さんの面倒は誰が見るの？いつになったら結婚するの？ずっと独身で過ごすつもり？夢見てる歳じゃないでしょ？作者にとっても耳の痛い話ばかりですが、作者自身は見て見ぬフリで人生を乗り切る積もりです。
まあ、そんなこんなで、主人公とサカキ・マナミが未来へと旅立とうとした瞬間――思わぬ闖入者が飛び込んで来ました。その女性、増田翔子は、事情が飲み込めないまま巻き込まれ、三人揃って未来へとタイムスリップして行ったのでした。
さて、これから、どうなる。
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【登場人物】
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●主人公
金なし、友達なし、才能なし、行動力なし、人望なし、そして将来の目標もなし。
そんな多重苦を背負った平凡なサラリーマン。もちろん彼女もいません。
名前は確か、大友だった気がします。大友コウヘイ。いま決めました。
●サカキ・マナミ
未来の日本からやってきたタイムトラベラー。
主人公のようなダメ人間にも三色ソボロ弁当を作ってあげたり、
幽閉された父親を救うために危険を承知でタイムトラベルを実行したり、
優しさと真面目さと実行力を兼ね備えた女の子。
性格の良さに加え、父親譲りの天才的な頭脳の持ち主でもあります。
お嫁さんにしたいタイプです。
●増田翔子
主人公と同じ会社の経理課に勤めるＯＬ。
仕事ができて、上司の信頼も厚く、容姿も優れて人並み以上、
しかし主人公に対しては容赦なくダメ出しする悪鬼羅刹であります。
会社をズル休みした主人公の部屋に勝手に上がり込んで、
風呂に入るわビールを呑むわ宿泊するわ常に命令口調だわで、
傍若無人にも程があり、その上、逆らい難い覇気の持ち主です。
グランドライン帰りの海賊かも知れません。
●ジュリア
未来の日本からサカキ・マナミを追ってきた秘密警察の一人。
外見はフランス人のように見えて、その実、流暢な日本語を操ります。
さっぱりとした飾らない性格で、人見知りもしないタイプです。
ケビンの世話女房といったところ。
●ケビン
ジュリアと同じく、未来の日本からサカキ・マナミを追ってきた秘密警察の一人。
酒が入ると口が軽くなり、機密情報を平気で漏らすところがタマにキズです。
ジュリアとは秘密警察の同僚、かつ、恋人同士のようです。
●サカキ・マサヤ
サカキ・マナミの父親にして天才的な科学者。
タイムトラベルを可能とする重力制御装置と時間制御装置を生み出したために、
秘密警察に逮捕され、牢獄に幽閉されています。
●エンペラー・ノリ
未来の日本でクーデーターを起こし、政権を奪取した独裁者。
小説を書き始めた頃は中日ドラゴンズに中村紀洋選手が在籍していたのですが、
ダラダラ書いていたら楽天へ移籍してしまいました。
しかしノリさんの事なので、いずれトラブル・・もとい、心機一転して、
中日へ舞い戻らないとも限りません。
戻って来たら温かく迎えてあげましょう。
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【年表】
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１９８０年某月某日 ｜主人公生誕。
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２００７年 ｜主人公とサカキ・マナミが出会う。
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２０１５年 ｜第４７回衆議院議員選挙。
｜ノリ選手が名古屋選挙区でトップ当選。
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２０２０年 ｜ノリ議員、与党幹事長に就任。
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２０２３年 ｜中国バブル崩壊。日本経済が恐慌化。
１１月 ｜内閣総辞職。
｜内閣総理大臣にノリ議員が指名される。
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２０２４年 ｜公共事業により景気回復。内閣支持率８０％越え。
｜衆議院議員の定数を３分の１に削減。
｜参議院解体。
｜少数野党を強制解党。
｜自衛隊を日本国軍化。
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２０２５年５月１６日 ｜クーデーター勃発。
｜皇居が占拠され、日本の最高権力をノリ首相へ譲渡。
｜同日、ノリ首相が日本国皇帝を名乗る。
｜帝国評議会を招集。
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２０４３年１２月８日 ｜サカキ・マナミ生誕。
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２０６３年 ｜サカキ・マサヤ博士、秘密警察により逮捕。
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２０６５年 ｜サカキ・マナミ、２００７年へと時間遡航。
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