Neetel Inside 文芸新都
表紙

それが僕の生きる道
2way 考え

見開き   最大化      

もしもピアノが弾けたなら

思いのすべてを歌にして

君に伝えることだろう


ほんと

伝えるだけなら

いいね

伝えた後

どうにでもなってしまってもいい



思っていてても

内心

そんなこともできません

もしも成功してとしても

そいつを幸せにできないと思う

失敗したら

その場所に居られない

もう

半径20メートルにも

入れないような

そんな気がしてたまらないのです

スッ



不意打ちで死ぬのなら怖くないですけど

じわじわと

見える範囲で

死ぬことは

怖いのです

だからいつも

無茶なことばかりして

限界を気にしないで

誰かに絡まれて

ボッコボコにされてもいい

カッコ悪くてもいい

倒れるまでやってやる

だけど

理想ばかり高くして

その条件を全部

クリアする人すら居ないのに

居るけど

居ない人を追いつづけて

なのに嫉妬深くて

妙に自己嫌悪が激しくて

でも

外面には出さなくて

いつもテキトーな神経でいて

独りになると

常に悲愴めいたことを考えて

何を探したいのか

何を求めているのか

まったくわからなくて

死にたいのか

死にたくないのか

殺されてもいいのか

殺したいのか

追いつづけるのか

止まるか

探すか

諦めるか

あぁ

世の中は

なんて不公平なのでしょう

天は

少しの人間にしか

なにか

を与えないのでしょうか

人間一人一人

とりえがあるはずなのに

そのほかにも

この世の中

フツーに街で見かける

なんとも思わない

カップルでさえ

最近恨めしく思います

あふれ返るほどいるのに

たくさんいるのに

その

たくさんの部類にすら

入らない

ロクデナシです

僕は

どれもこれも

中途半端

半端ものです

外見などで

いったいこの僕の

何がわかるというのでしょうか


このきしゃな手首を

切ってしまえば

楽になるのでしょうか

手首から流れる

鮮血を

ただ見て死んでいくならば

なんとつまらない人生でしょう

人生で

たった一人しか愛したことが無いのに

また

本気で誰かを

愛したいのに

勇気が無い

駄目人間なのです

裏切りなど怖くない


はずが無い

本当は怖い

あっという間に

それまでの出来事が

自分は本気なのに

はたから見れば

恥になってしまうことが

恐ろしいのです

その恐怖はもう誰も信じられなくなるほど

死にたくなるほど

憂鬱になるのです

さらに自分はどうなのか

なぜなのか

人が愛した女を好きになるのです

変な癖です

独りになってしまったり

傷ついてしまった人を

好きになるのです

それでも

思いを伝えることができなくて

表現できなくて

自分の中にしまいこんで

結局傷ついてしまうのは

自分だということも知っているのに

なぜでしょう

でも

心から愛しつづける


それが僕の生きる道

       

表紙

つっし〜 先生に励ましのお便りを送ろう!!

〒みんなの感想を読む

Tweet

Neetsha