Neetel Inside 文芸新都
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ヒモシイ
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第1話 「僕はやれば出来る子」

僕はやれば出来る子。

俺はやれば出来る子。

ずっとそう思っていた。

確信していた。

悩みなんてなかった。

だって俺はやれば出来る子だから。

本気を出せば何でも出来るんだ。

そうすれば悩みなんか簡単に吹き飛ばせる。

そう思っていた。

だから悩む必要がなかった。

今はまだ本気を出さないけど。

それはまだ「本気を出す時ではないから。」

いつか来るであろう「その時」にはきっと本気を出せるだろう。

そしてあらゆる問題も乗り越えて行けるのだろう。

僕がその気になれば、スイミングスクールで誰よりも早く泳げる。

サッカー部でレギュラーにだってなれる。

そろばんの達人にだってなれる。

プロの漫画家にだってなれる。

テニス部でエースにだってなれる。

あの子を振り向かせることだってできる。

俺がその気になれば、陸上で全国大会にだって行ける。

美術の成績で5を取ることだって出来る。

あの子を振り向かせることだってできる。

東大に合格することも出来る。

あの子を振り向かせることだってできる。

早稲田に合格することも出来る。

プロの漫画家にだってなれる。

箱根駅伝に出ることだって出来る。

あの子を振り向かせることだってできる。

あの子を振り向かせることだってできる。

このさきもずっと、ずっと、ずっと・・・




すべては円満・・・




すべては円満・・・





















































根拠など無かった。

       

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