7th.Match game2 《これなんてイベント?》

「―――であるからして、ペキン原人が……なのは、先生が思うに……だ! んでぇ、ジャワ原人ってのは……。」
 午後の授業は俺の苦手な社会だった。
 と言うものの少なからず暗記力に自信を持っている俺にとって、中学校の頃から高得点を期待できる社会自体は決して嫌いな科目ではないのだが、どうもいかんせん担当の教師が苦手なのだ。
「おめぇら昼メシ食って眠みぃのもわかるがなぁ、来月は中間テストもあっからよぉ。ぼやっとしてっと順位も底辺うろつく事になっちまって、てぇへんだーってか! クク……。」
 ……ジジイ・頼む・自重しろ! もう駄々っスベりなんスよ。センスレス乙なんだっつの!
 今日も武藤先生は我ら前線に向かって快調にキラーパスを連発だ。が、その見た目ジダンっぷりとは裏腹な無理パスに、誰も追いつくことが出来ない。この狭い日本じゃ、おそらくドラゴン久○くらいの嗅覚をもった逸材でなきゃそのパスに反応できないだろう。俺たちじゃ、QBKなんで……。
 原人さんたちを熱く語り続けている先生を華麗にスルーしながら、そのやたらに達筆な板書を写す作業に俺が没頭していると、ズボンの右ポケットで待機していたケータイがぶぃーっと唸りをあげた。
 思わずビクッと体を震わせそうになったが、何だアイツやっさいもっさいかよ、と誤解を抱かれるのも微妙に癪だったので、ぐっと耐えて衝動を抑え込み、ウィンドウを開いた。
「あれ?」
 特にメールも電話も入っていない。どうやら何かの拍子でサイドボタンが押されてしまったようだ。
「んだよフェイントかよ……。」
 折りたたみ式のケータイなので、閉じる時に気を付けないと思いっ切りカチッと音がしてしまう。ふうっと大きなため息をつき、慎重にウィンドウを閉じようかとしていた俺だったが、あと少しでカチッと鳴りそうなポイントに入る直前で、朝マネージャーに宛てて送信した自分の送信メールをもう1度確認したい衝動に駆られ、送信画面へと親指を誘わせた。
 えー、皆様。テンパったオツムで推敲に推敲を重ね送信した、珠玉の返信文は……これだ!
 ワン・トゥー・スリィー(ザ・ベ○トハウス的な意味で)。
 
 
 『今日は特に予定もないんで、大丈夫です。』
 
 
 うん、事ム的過ぎだね。
 オーケーわかってる、わかってるからもう喋るな! 短っ痛っ! とか言わないで!
「……。」
 でも、本当に何の用だろうか? 今日だって普通に部活はあるはずだし。
 普段のマネージャーを見ている限りでは、特別な用事でもなきゃ練習をサボったりするなんて考えられない。とすれば……。
「だーっ、埒が明かん!」
 先生や前でグッスリ寝ているゲンキに聞こえないように超小声で、でも心からの叫びを俺は紡ぐ。
 まぁ結局考えてもわかりっこないんだから、会ってから直接聞くしかないんだけど……。

 キーンコーンカーンコーン。
 いつの間にやら帰りのショート・ホームルームも終わって、放課後に突入した。
「うっしゃあ、行くぞコーイチぃ!」
 そう言って振り返ったゲンキの顔は、まるで今から1日が始まったみたいにみずみずしい表情だ。
「ワリィ、まだ病み上がりだから今日は自重しろって恵姉に釘刺されてっからさ。」
「そっかぁ……。でも、いーよなぁーお前はよぉ……。」
「は?」
 何がだ? 俺が眉に皴を寄せたのを見るや、ゲンキは上を向きながら両腕を開いて天高くつき上げ、
「俺も恵嬢に心配されてぇーなぁー!!!!! あぁーチクショー!!」
 と震える声で我がクラスに盛大な捨て台詞を残しズンズンと去っていった。泣くな、友よ。

 傷心の親友を見送った後、俺は帰る支度を整えて昇降口へと向かった。
 ポニーさんを待たせてしまっていては悪いと思うと、自然と早歩きになる。
 昇降口はこれから部活へ向かう生徒や帰宅部員、誰かを待っている人に井戸端会議に華を咲かせる生徒たちで溢れかえっていた。
 靴箱に自分の上履きを入れて、靴に履き替え周りを見回したがそれらしい姿は無かった。
 もしやと思い2組の靴箱を見ると、既に彼女の上履きは置いてあった。もう校内にはいないようだ。
「正門で待ってるのかな……?」
 ここに至ってようやく待ち合わせ場所について確認しなかったことに気づく。俺本当に慌ててたんだなー、と先の自身を振り返ってもう1度省みた。
 外に出て正門へ向かって歩く。
 落ち着け、相手はただのマネージャーだ。いつも通りにしていれば何の問題も無い筈……いつも通りって、どうだったっけか?
 そんなバカみたいなことをうだうだ考えながら門の傍まで歩いてくると、俺の瞳にこちらに背を向けてしゃがんでいるポニーテールさんが飛び込んできた。何やってんだろ?
 気配を殺してゆっくりと距離をつめる。後ろに立つと、なにやら歌っているようだ。
「ふふ、アーリさんとこーゆびーがごっつんこー♪ ふんふふん……♪」
 ご、ごっつんこー! これがヨコの言ってた『シンガーソングライターさゆりモード』か!
 何という即興力! 繊細にして大胆なその発想! あなたが、神か……! ん、盗作……?
 俺としてはもっとこの歌に耳を傾けてもいいかなとも思ったのだが、女の子の背後でじっと聞き入っているこの状況は、何気に第3者目線的に危険な気もするので、いい加減気づいてもらおう。
 それにしても、本当に気づいてないんだよねー。
 ニッヒヒヒ……。
 さあみんな! ここでイキナリ叫べば、どうなるものか?
 危ぶむ無かれ! 呼べばわかるさ!
 いくぞー!!! いち・にぃ・さーん……!
「どぅあーーーーっ!!!!」
「ひゃあぁぁぁぁwせdrftgyふじこlp;@!!!???」
「あっはははー!!!」
 ボンバイェ!! マネージャーはひっくり返った絶叫とともにぺたんと尻餅をついた。
 そしてゆっくり顔をこっちに向けてくる。おっ、怒ってる怒ってる。
「もぉー……。絶対今の寿命縮んだ! 3年縮んだ! どーしてくれんのよぉっ!!」
「あは、ごめん! あーおもしろかったー。」
 ケラケラ笑う俺をみて頬をぷうーっと膨らませていたマネージャーは、
「笑うなーっ! ほら、行きましょう!」
 立ち上がってポニーテールをぶんぶん振って歩き出した。

 2人で並んで歩く。言うまでも無くうちの方向だ。
 よ、よし、聞こう。聞かねばなるまい、なんかみんなの為に!
「でさ、今日はまた何であんなメールを?」
「ん?」
 マネージャーは俺の問いかけに一瞬逡巡したが、
「ああ、恵センパイに頼まれたの。」
 と、さらっとのたまわれた。ふーん、恵センパイにねぇ……ん、んん!?
「た、タノマレタ?」
「そう。朝渡瀬君が登校してるの見た後すぐセンパイにメール貰って、あのバカが部活に出てこないようにきつく言っといてー、って言われてね。」
 ……あー、俺バカみてぇー。
「でね、別に一緒に帰らなくても良かったんだけど、今日は元々スポーツショップで色々買い出ししなきゃいけなかったから、どうせならって誘ったのよ。」
 なるほど。確かに帰る途中に俺の行きつけのスポーツショップがあるな……。
「ですよねー……。」
「えっ??」
 やば、声出てた。
「いや、何でもない。で、何を買うの?」
「えっと、ボールと空気入れと絆創膏と……。」
 指を折って買う物をあげていくマネージャー。結構な量だ。
「そっか。じゃあ買ったらまた学校に戻るんだろ?」
「? そうだけど……。」
「じゃあ荷物重そうだし俺も一緒に持ってってやるよ。」
「え、いいって! だいじょぶだよ!」
 マネージャーは悪いからとブンブン右手を振って拒絶する。
「そうかー? まあいいけど……。俺もグリップ買おうと思ってたし丁度いいや、一緒に行こうか。」
 こうして俺たちは店へと向かったのだった。 

「ほい、到着っと。」
「……ありがとうございマス。」
 部室に着くと、マネージャーはペコっと頭を下げた。
 やはり荷物が多くなってしまい、マネージャーの小さな両手には持ちきれなかったのだ。
 コートを覗くと、みんな楽しそうにボールを打っている。
「いいなー……。俺もちょっと位なら―――。」
 そう言ってマネージャーのほうに振り返ると、
「ちょっと位なら何だ?」
 キャプテンが後ろに立っていた。
「ど、どうも……。」
「何故ここにいる? 神崎に今日はお前をコートに入れるなって言われたんだが?」
「あの、それはですね、マネージャーがアリさんで、恵姉の策略が非常に巧妙で……。」
「何???」
 しどろもどろの俺を見て笑っていたマネージャーは、コトの成り行きをキャプテンに話してくれた。
 キャプテンは腕を組んでそれを黙って聞いていたのだが、ふと思いついたように言った。
「マネージャー、渡瀬を家まで送ってやってくれないか? コイツは放っておくと無茶しかねん! 買い出しも済んだし今日はこのまま帰っても全然構わないぞ?」
「「ええっ!!??」」
 驚く2人。キャプテンはそう提案すると、何故かぐっと俺に親指を立ててコートに戻っていった。
 放り出された2人。
「ええっと、じゃ、じゃあ帰ろうか……?」
「うん……。」
 

 なんすか、この展開!!??


 いつも通っている道なのに、隣にいつもと違う人が並んでいるだけで全然別の道を歩いている感覚になるから不思議である。ただ女の子と並んで一緒に歩く、まさかそれだけのことでこんなに緊張するとは思わなかった。
 変だな、恵姉だと全然何ともないのに。
「何か悪いな、送らせちゃって。別に無茶なんてしないってのに。」
「あは、全然気にしないでもいいって。でも渡瀬君、キャプテンがいなきゃあのまま部活やってこうって思ってたでしょー?」
 うわ、イキナリの不意打ち。
「えっ!? い、いやそんなことは断じてない! ちゃんと帰ろうと思って―――。」
「はいはいうそうそー。」
 俺の考えなどお見通しとばかりに口を挟んでこられました。しかもやたら得意気にね。
「むぅぅ……。あ、そういえばさ、マネージャーってこの辺の人じゃないよね? 中学校でも見た覚えなかったし……。」
「うん、隣の地区。電車通学生やってるよ。渡瀬君の家から商店街を通って、もう少し歩いたトコに星和駅あるでしょ? そこから2つ先の南星和で降りてすぐのトコに我が家はありまーす。だから私も普段はこの道使ったりするんだよ。」
「へぇー。」
 俺たちはゆっくりとしたペースで歩きながら、お互いの家族構成について話を掘り下げていった。
 聞けばマネージャーのトコも2人姉弟だそうで、3つ下の弟とは毎日のようにケンカをしているらしい。弟さんはかなりの生意気小僧のようで、マネージャーの言うことをちっとも聞かないそうだ。あれれ、何だかヤケに耳が痛い気がするようなしないような……。
「こないだもね、おうちに帰ってから食べるのすっごく楽しみにしてたプリンを勝手に食べちゃってたのよ!? 私食べられないようにわざわざマジックで大きく名前書いてたのに!! そんでね、怒って問いただしたらアイツ『あ、ごめん見てなかった』なーんてしれっと言うのよ! 信じられる!?」
「ぜ、絶対に許せん!!! だってフタを開けるときに気づかない筈が無いだろう!? なんという確信犯! 問答無用で重罪だなそれは!」
「だよねっ!! でさ、挙句の果てに『うわ、ちっちぇー! そんなんだから身長も伸びねーんだよ』なんて言うのよ!? 酷くない!?」
「何だその言い草!? マネージャーに代わって問い詰めたいくらいだな!」
 思わず2人でヒートアップしてしまった。
 だって、プリンを盗み食うなどもってのほかだぞ? 万死に値するといっても過言じゃないだろ!! 食べられた恨みは多分マリアナ海溝くらいには深いのだ!
 その後もしばらくプリン談義で盛り上がった。カラメル部分は最後まで残すと言うマネージャーに、いやカラメルも一緒に食べてこそのプリンだろ! と俺がくってかかったり、最初にぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べると言うゲンキを、それはプリンを冒涜している! と2人でバッシングしたりした。
 そんな時、だ。
 俺のマイ地獄(ryが、右の辺りから発生したと思われる空気の振動を鋭く察知した、いや察知してしまったと言わざるを得ない!!
「ぐきゅるるるぅぅぅーっ♪」
 車も普通に通っている外で歩きながらでも、ハッキリわかるその音色。
「き、聞こえた……?」
 真っ直ぐ前を見たまま、俺がどう対応すればいいかわからずパチパチ目をしばたたかせていると、マネージャーの方から尋ねてきた。
 ゆっくり右に視線を移すと、やや俯き加減のポニーさんは頬を赤ーく染めていらっしゃるご様子。
「あ、ああ…………。」
 それきり俺も何も言えずに歩いて、しばしの沈黙が2人を包んだ。
 ど、どうしよう……。これはなんか食べに誘った方がいいんだろうか? 俺もお腹すいてるし……。でも『なんで?』とか聞かれたら、ねぇ……。
 でも、この沈黙は俺にはあまりにもきつい! よし、一か八か誘おう!
「「あの!」」
 ん!? かぶった!!??
「「は、はい?」」
 またかよっ!! ハッピーチョコレイト……。
 あまりのシンクロぶりにマネージャーはぷっと吹き出し、俺もつられて笑ってしまった。
 ひとしきり笑いあうとなんか空気もすっかり和んで、俺はその後ごく自然に尋ねることができた。
「この近くに俺のよく行く喫茶店があるんだけど、もし良かったらいかがかな?」
「はい、喜んで♪ 私もお腹空いてるのがバレちゃったし誘おっかなーって思ってたの! でさ、そのお店ってもしかして”コロンブス”じゃない?」
「おっ! なんだマネージャー知ってたんだ! 俺さ、マスターと仲良しなんだよねー。」
「そうなんだ! あそこのスイーツ超おいしーよねっ!」
 満面の笑みで語るマネージャー。たまたま部活の帰りに友達と寄って、コロンブスの味の虜になったようだ。流石マスター、とぼけた顔してやりやがる……。
 まーとりあえず、デンジャーだった空気をかき消すことに成功しひと安心、と。
 マネージャーに聞こえないようにふうっと大きくため息をついて、喫茶コロンブスへと足を運んだ俺なのであった。

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「なんか最近調子悪いんだよねー。思ったところにボールが行かないし。」
「そう? アタシからすりゃいづみは十分打ててると思うけどなぁー。」
 部活が終わって部室で制服に着替えながら、私は隣でもう着替え終わってゆったりマンガを読んでいる恵にここのところの自分の不調っぷりを吐き出していた。
 上手く説明できない自分がもどかしいけど、絶好調でないことは確かだ。でも、特に現時点で体調に不安を抱えているわけではないし、いたって健康。やはり、大会中のテンションとのギャップが少なからず影響しているのだろうか。
「恵から見てなんか私のフォームのここが変化したな、とか無い?」
「ん? うーん……、いや、特に無いんじゃないかなぁ……。」
 マンガから目を上げた恵はしばらく私の練習風景を思い返していたのか、首を心持ち傾けて考えていた。だけど、彼女の脳内検索でも私の不調原因はヒットされなかったようだ。
「まぁ、そういう日もあるさ! とりあえずは様子を見る。もしくはグリップの厚みを調節してみる。意外と原因はちっちゃなことかもだしね。それでもダメだったら真理子先生に聞いてみる! ま、要は深刻に考えすぎちゃダメってことさ!!」
 恵は私を励ますようにそう言うと、
「よし、帰りにコロンブス寄ってこっか! おいしいケーキでも食べて、ヤなこと忘れちゃおう!!」
 と両の人差し指をこちらにびっと向けて、どう? と言わんばかりにニヤっとはにかんだ。
 こいつ、やっぱいいヤツだぜ!
「どーせアンタが食べたいだけでしょー。」
「えっへへー。」
「ダイエットは?」
「明日からー♪」
「……明日やろうはバカやろう、ってね。」
「あ、言ったなー!!!」
 恵はカチンときたー! というなり私にくすぐり攻撃をかけてきやがった。
 着替え終わった私は、カバンを持って逃げるように部室を出たのだった。

 春の陽気はとても心地良いものだ。夕方になると昼間の暑さも和らいで、火照った肌を気持ちの良い風が吹き抜けていく。
「もう大丈夫なの?」
「ん? 何のこと?」
「功一くん。全快?」
「本人はそう言ってる。実際熱も戻ったし食欲もバリバリだから、とりあえずはひと安心ってトコ。」
 カバンを前後にプラプラと振りながら、恵は笑って続ける。
「相当無理してたからねー。本音を言えば暫く何にもしないでいて欲しいけど、多分明日は普通に練習するだろうなぁ。今朝だって私が何言っても功ったら聞く気ゼロだったんだよ! もう一刻も早くボールが打ちたい、レギュラー死守するんだー、って顔してたわ。」
「フフ、功一くんらしいね。」
 私が吹き出すと、恵は『もぉー、笑い事じゃないってばー。』とカバンを私の腰にぼふっと当てて、苦笑いしていた。
 そうして私たちはその後もたわいも無い話に華を咲かせながら、喫茶コロンブスへと歩みを進めたのだった。

 カランコローン。
「いらっしゃいませー! おっ、恵ちゃんにいづみちゃんいらっしゃい。部活の帰りかい?」
「はい。 おいしいスイーツを食べて気分をリフレッシュしたくて来ましたー。」
「そうか。じゃあ腕振るっちゃおうかな。」
 マスターの塚本さんはとっても気さくなおじさまだ。いつもバンダナをつけていて、それがとても似合っている。マスターの作るここのスイーツは本当に絶品で、小さなお店だけどいつも店内はスイーツ目当てのお客さんでいっぱいで、賑わいを見せているのだ。
「ああ、そうだ今日は功ちゃんもきてるぞ? なんかえらい可愛らしいお嬢ちゃんと一緒で、デートかい羨ましいねーって言ったら2人して顔を真っ赤にして違います、って。可愛いのぉー。」
「へぇー、一体誰だろうね、めぐ――。」
 私がそう言いながら振り返ると、もう恵の姿はそこには無かった。
「あれ? どこいった? トイレかn――。」
「「あー!!!???」」
 なんだぁ!? 驚いて声のしたほうに顔を向けると、功一くんと恵が2人して互いを指差しあって絶叫しているなんとも不思議な光景が広がっていた。
 しかもよく見ると、一緒にいたのはマネージャーではありませんか!

 
 この2人、ひょっとして……。うーん、激しくカオスな予感だぞこれは……。