Neetel Inside 文芸新都
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「おれはどうにかしてた……俺本当はやっぱり弟の事が好きなんだ!!」
「えっ兄さん……」
「弟よッ!!!」
俺は堪えきれず弟を押し倒した。
弟は顔を真っ赤にさせて恥ずかしがっているが、その仕草が俺を興奮させる。
「ハァハァ……」
「に、兄さん、僕男の子だよ?」
俺はもう耐え切れず―――
「……」
もうなんというかなんていえばいいんだろう。この嫌悪感は。
偶然見つけた弟のノート。特に何も考えず、「ちゃんと勉強してんのかなあいつ」程度のレベルで開いた先には物凄く吐き気のする内容の文章が並んでいた。
とりあえず、燃やしとこう。
灰が残らないぐらいに。
ライターで火を点ける。
もーえろよもえろーよ。ほのおよもーえーろー。
ひーのこをまきあーげーてーんまでとどけー。

       

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