Neetel Inside 文芸新都
表紙

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----☆----聖視点----☆----

自分でも少し顔が赤いと言う事が分かる。
うう恥ずかしい。
「ああわかってる」
「えっ!? わかってたんですか?」
な、なんでばれてたの!?
うう恥ずかしいよ。
「ああ。なんとなくだけど気づいてたよ。何かして欲しい事とかあるか?」
けどばれてても一緒に居てくれてたって事はもしかして?
それにいきなり何かしてもいいだなんていわれても……
「ええっといきなりそんなこと言われても……OKと受け取っていいんですか?」
ど、どうだろう。
「もちろんだ」
や、やった!
てててて、てっことはそ、相思相愛!?
ふふふ、あはははははっ!
やった! やった! やった! やった遂に理さんを手に入れたんだ。
残念だったね弟さん。
それと文ちゃん。もういいかな。用済みかな。
で、でも一番最初はやっはーりこれがしたいな。
「じゃ、じゃぁ、キ……キスとかしたいです」
うう恥ずかしい。絶対顔が凄い真っ赤になってる。
恥ずかしい。観覧車から飛び降りたいくらい恥ずかしい。
「ああ。別にその程度ならいつでもいけるんじゃないか? そこからどんどん仲良くなっていってさ!」
だ、大胆ですね理さん!
キス程度どうってことないなんて! うう楽しみです。
告白してないけど……結果的に告白してよかったぁ~。
「えぇ! キ、キスの後デートとかも普通にしてくれたりするんですか! 二人きりで!?」
「んーうまくいけばできるだろうな。けど少し難しいぞ弟だしなぁ」
「そ、そうですか……けどし、したいなぁーなんて……」
そ、そうですよね。
弟さんは手強いですもんね。
なんとかしてワタシのタメのセカイを作らなきゃ。
理さんと一緒にいたいし。
どうしようか……。
「まっ心配ないさ。大丈夫いけるって!」
「そ、そうですよね!?」

       

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