Neetel Inside 文芸新都
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恋愛関係
夏祭り後編

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bが来た時三国志の人たちの気持ちがわかったような気がする。
正に「げぇ! 孔明!」 って感じだったからな。寧ろ言いそうになった。
「ちょww知らない女を担いでるwwww襲ったのかぁwww」
襲ってる訳ねぇだろといおうとしたがその瞬間むっとした顔で美希が反論したので黙っておいた。まぁ、美希ならきちんと弁護してくれるだろう。
「何言ってるのbちゃん。襲うなら私に決まってるよ」
「いや何言ってるのさ。僕に決まってるよ」
「おまえら何言ってるんだ!」
訳分からん。
こいつら脳みそに蛆虫でも湧いてるのか?
いやグロイから想像はやめとこう。
「真面目にww誰なんww誘拐ぁww」
「違います。従妹です従妹」
「はっきり言ってwwどうでもいいけどぁwwwついてこいwwみたいなですぁwww」
なんだか知らんがbについていく俺たち。
弟はちらちら聖を見ていては歯軋りの音が聞こえるが無視無視。
「ちょとwwそこの男性こいぁww」
「え? 僕に言ってるとしたら何でさ」
bはにこにこしながら弟を誘う。
なんだ食うのか。ならさっさといただけ。
あ、でもやめて。姉に殺されるから。主に俺とか俺とか俺。
「まぁいいけど」
そう言ってゆっくり近づいていく弟。
その瞬間bは弟の頭を鷲掴みにした。
「えっ?」
ドゴッォォ!!

       

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