Neetel Inside 文芸新都
表紙

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何気ない学校の帰り道。
美希と一緒に帰っていると踏み切りで美希が突然話題を変えたのだが……。
「ねぇ、今日さーくんの家に行ってもいいかなぁ?」
「別にいいけど……」
「やった! それじゃあ私こっちだから。じゃあね♪」
美希は鼻歌を歌いながら入ってしまった。
おまえの家反対方向じゃないのかと思ったが会えず言わなかった。
「や! 理wwなにしてるんぁwww」
「あ、光」
しまったつい名前で呼んでしまった。
ていうか名前しか知らん。
「なにwwふられたのぁwww」
「違います。家に遊びに来る約束しただけです」
あー見たいなぁ。
笑った顔を見たいなぁ。
いや、いつもわらってるけどさぁ、wって。なんか、なんだかなぁ。
「シャワーww浴びとくんだよぁwwwww」
「は? シャワー?」
「ですぁww」
そうって光は行ってしまった。
……。
「ですぁ」
なんとなく復唱。

       

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