Neetel Inside ニートノベル
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次の参加者からメールが来たのは翌日のことであった。
新都でのオフは初めてのようだが、大人な漫画暦の長い作家さんで、大阪のこともよく知っており非常に心強かった。

「メールが来たら実情を伝える」というスタンスを取っていたため、このオフがまだまだ白紙に近いものだということを返信で知って不安を覚えないかと思っていたが、この先生も、また後に続く先生も皆快く理解してくれ、協力もしてくれ、本当にありがたかった。
後のレスでこの先生が参加者の呼びかけをしてくれていたのを見た時は心底嬉しかった。


一旦ここでもう一つの懸念である、自分にとって未知の土地大阪の待ち合わせ場所・路線・移動時間・店などを把握しておく作業に移った。ネットで情報を集めながら友人や仲の良い作家さんから情報収集、そしてメッセンジャーやスカイプで参加者の方々とチャットで書き込みあった。
地元に精通する人間が一貫して面倒が見れれば話は早いしある程度アドリブで何とかなるのだが、実は大阪という土地を把握しきっている参加者さんはほぼ話が決まるまで出てこなかったのである。実際住んではいるが他所(兵庫というのが多かった)から出てきた人、または遊びに行くという人、移動エリアがオフの傾向とは異なり、限られている人などなど。なのでどんな人が参加してもスムーズに行くよう、一般的で分かりやすい大阪の集まり方過ごし方を時間をかけて調べ検討することになった。このことと食事(店)の二点は今回最も勉強になったことだ。


そして、究極の救いの手が…

       

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