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関西オフができるまで
第二章「援軍、そして仲間たち」

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第二章「援軍、そして仲間たち」

メアドやスカイプIDなどを晒した後、無反応の時間が続いた…。
自分は当日行けない、また初参加者の希望の書き込みはある。とにかく人数と当日の責任者が揃わなければならないという焦りがあった。

そして待つこと数時間。
深夜までに2件のメールがあった。
1件は
"とてもありがたい
自分オフは初めてだから何をしたらいいのかわからなくて"
の書き込みをしてくれた先生。
今後のやり取りのためスカイプとメッセでの連絡体制の協力を願い、確保してもらった。
(後にこの作家さんとのやり取りでこの回路は非常に重要な役割を担うこととなる)

もう一件は(自分にとって)あっと驚く人物からのメールであった。
参加希望ということだけでも飛び上がりそうになったが、何と彼は周囲への誘いなど積極的に協力してくれるとのこと。
ありがたい援軍の登場だ。
実情を伝え、自分は当日参加できないがそれまでは全力尽くして幹事の役を担うということ、当日の幹事は別に必要であることなど理解してもらい、彼には他の参加者の呼びかけ、当日の幹事候補を探してもらえることとなった。

     


     

次の参加者からメールが来たのは翌日のことであった。
新都でのオフは初めてのようだが、大人な漫画暦の長い作家さんで、大阪のこともよく知っており非常に心強かった。

「メールが来たら実情を伝える」というスタンスを取っていたため、このオフがまだまだ白紙に近いものだということを返信で知って不安を覚えないかと思っていたが、この先生も、また後に続く先生も皆快く理解してくれ、協力もしてくれ、本当にありがたかった。
後のレスでこの先生が参加者の呼びかけをしてくれていたのを見た時は心底嬉しかった。


一旦ここでもう一つの懸念である、自分にとって未知の土地大阪の待ち合わせ場所・路線・移動時間・店などを把握しておく作業に移った。ネットで情報を集めながら友人や仲の良い作家さんから情報収集、そしてメッセンジャーやスカイプで参加者の方々とチャットで書き込みあった。
地元に精通する人間が一貫して面倒が見れれば話は早いしある程度アドリブで何とかなるのだが、実は大阪という土地を把握しきっている参加者さんはほぼ話が決まるまで出てこなかったのである。実際住んではいるが他所(兵庫というのが多かった)から出てきた人、または遊びに行くという人、移動エリアがオフの傾向とは異なり、限られている人などなど。なのでどんな人が参加してもスムーズに行くよう、一般的で分かりやすい大阪の集まり方過ごし方を時間をかけて調べ検討することになった。このことと食事(店)の二点は今回最も勉強になったことだ。


そして、究極の救いの手が…

     


     

マジかああああああああああああああああああああああああああああ



叫びたくなった。
というか叫んだ。

最初に参加者を呼びかけたくれた「後光の彼」に頼まれたとのことだった。
何てありがたい…
しかもこの人も自分的には意外でビックリな方だった。世界って狭いよね。
この幹事さんとはオフのこともさることながら、自分より先輩であり仕事は同業、好みも似ていて作品の話や人生の話などディープに熱く語り合ったのは内緒である。



これで「企画倒れ」がなくなった関西オフ。
自信を持って店選び・予約・スケジュール決めと進めることができる。
予習や打ち合わせてきた分をベースに、具体的につめていく段階へ。

基本待ち合わせ→カラオケ→夕飯 ということで、土地を知らないことを除いては今までに経験のある所謂「若者の集まり」と大差はないだろうと考えていた。








しかしそれは甘かったのである。

       

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2008夏関西オフまとめ 先生に励ましのお便りを送ろう!!

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