Neetel Inside ニートノベル
表紙

カクウの天使
ACZEROってみた。反省は(ry

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 新暦2005年、11月25日。私の問いかけに対し、彼女はこう答えた。
「彼女の事?ええ、知ってるわ――」
そして、何かを思い返すかのような目つきで、静かに語り始めたのだった。
「話せば長い。そう、古い話よ」

 貴方は知ってるかしら、と唐突に訊かれた。
何の事かと尋ね返すと、彼女は目の前で右手の指を3本立てた。
「エースは3つに分けられる。強さを求める者、プライドに生きる者、戦況を読める者。この3つよ」
その話なら、以前軍への取材で聞いた事がある。そう答えると、彼女はふっと笑った。
「彼女は……確かにエースだった――」

 私の目の前で懐かしげに語る女性、彼女はかつて『片羽の妖精』と呼ばれた【魔女】だった。
そして――私が追う『ある人物』の同僚だった人物でもある。

 10年前、世界を巻き込んだ戦争があった。――『ベルカ戦争』である。
その空に軌跡を描き、歴史から消えた1人の【魔女】がいた。
畏怖と敬意の狭間で生きた1人の【魔女】。
私は――『彼女』を追っている。

 そして――片羽の言葉で物語の幕は上がる。
「あれは、雪の降る寒い日だった……」

『やあ相棒、いい眺めね』
『ここから見ればどの国も大して変わらない』
『『B7空戦区域』で大規模な戦闘!』
『援軍か?どこの隊だ!』
『ガルム隊、撤退は許可できない』
『でしょうね。報酬上乗せよ』
『こちらクロウ隊のPJ、可能な限り援護します』
『落ちるなら私の見えないところでお願いね』

 ベルカ戦争には謎が多い。
誰もが正義となり、誰もが悪となる。
そして誰が被害者で、誰が加害者か。
一体『平和』とは何か。

『ベルカの【魔女】が接近』
『全機撃墜し、制空権を確保せよ』
『玄関でお迎えよ』

『B7空戦区域』――通称、円卓。
魔女(エース)たちに与えられた舞台(ステージ)。

『野犬狩りだ』
『円卓の鳥よ!油断しないで』
『円卓が何だ、あたしがやってやる!』
『空戦にルールは無い、ただ敵を殺すだけ』
『この戦いはどちらか死ぬまで終わらない』
『受け入れろ 小娘』
『これが戦争だ』
人は彼らを『円卓の騎士』と呼んだ。

変化する出会い。
『連合の犬が!』
変わる運命。変われない世界。
『撃ちなさい、臆病者!』
『やああああぁぁぁぁ――ッ!!!!』

鋼鉄(ハガネ)の魔女 ――円卓の鬼神――

交戦規定はただ1つ――
『生き残るわよ、ガルム1!』

生き残れ。


新都シネマスクエア他にて上映予定(大嘘)。
・ぶっちゃけ後半がACZトレーラーのまんまだったりします。反省はしていない。
・べ、別にAC違いでやってみたとかじゃないんだからなっ!
ちなみにここでの【魔女】の戦闘は、最終兵器彼女ライクなメカ少女が魔砲バトルを繰り広げている、と妄想して頂けるとありがたいです、はい。
・構わん、もっとやr(ryという声があれば5と6にも挑戦してみますね。

       

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