その日は普通に学校へ行った。
何も知らずに。
・・・・凄惨な状況だった。
教室が白濁まみれなのだ。
男子、女子、ホモ、ノンケ。
かまわずぶちまけられている。
誰も皆、気を失っているようだ。
先生も来ない。
・・・・「よっしゃwwww家帰って抜いて寝るかww」
そう思って教室から出ようとした途端、目の前に閃光が走った。
ハッと目を覚ますとそこは自分の部屋だったのだ。
同じように布団にくるまっていた。
「夢か。長い夢だった。」
彼の名前は 狭井 亜奈留。今年で50になる会社員だ。
妻も子供も逃げ出してしまった。
彼の孤独な戦いが今、始まる!!