Neetel Inside ニートノベル
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タイトル未定
『自慰ばっ仮』

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「その……知識というやつを……」

 それを言われて、思うよりも早く股間が反応していた事にぼくは気付いた。
 いや、まて、いきなり臨戦状態になってどうする。

 ぼくの右手はぼくの左手を弄り回している。
 ち、知識といわれても何から教えれば良いんだ……。

「……ほら、言って御覧なさい? あなたの知っている、人間についての正しい知識とやらを」

 あれ、あれアレ?
 心なしか仮子さん(仮名)の口調がぼくを問い詰めているような……。

 僕はそんな些細な事で、臆病にも黙り込んでしまった。

「……」
「……ふっ」

 笑われてしまった!
 それもあろう事か嘲笑われた!

 仮子さん(仮名)ってぼくがまごついて何も言えないでいるのを見て楽しむような人だったのか! 
 予想外だ! 深く傷ついた!
 
 でも僕の股間の怒張は彼女の嘲笑を得て更に怒りを増していた。
 あなたのお陰で目覚めそうです。仮子さん(仮名)

「正しい知識なんてものは私にはわからないけど、こういう事ならわかるよ」

 そう言って仮子さん(仮名)はポケットから金属のわっかが二つ繋がった物体をじゃらりと鳴らしながら取り出して、ぼくに見せ付けた

「後ろ向いて」

 ぼくは従う他無かった。


       

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