Neetel Inside ニートノベル
表紙

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土姫はもどかしさを感じられず、龍樹に向かって
テレポーテイションした。此処で過ちを償えば、神様は
許してくれるはずだと。だが先客が居た。

トラン王、イェン・シュジュの子 ハイコウ・タカウジ
である。

と!ウォールが無意識に防御した!!「姫!」
ハイコウ・タカウジが、いや違う?これは とんでもない
魔物に、会ってしまった。」デュラハンである。首の無い
人間が、首の無い馬にまたがる。そして、それは、
ハイコウの亡霊であると直感した。人影がある。
「ハイコウ王子、ジュナ・バーニル・マルクです。」
「私を憶えてくれているとは…姫、すまない。私は忙しいんだ…。」
と言うと相方の龍馬ギンにまたがると、…一気に
龍樹を駆け昇る。バシィーバシバシバシバシィ駆ける
駆ける。が途中で、停止した。……と、真っ逆さまに墜ちていく。

「邪念がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァ!!!!」

空中でギンと自らの首を、ハネると、地上に落ちた。

土姫は「もしかして、この二百体以上のデュラハンの群れって…。

「王子!」「理解っている。理解ってる。」とそこに。

ハープを奏でる女性が。アルカ・ブレイラ。」

「メイ島から」

       

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