Neetel Inside 文芸新都
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「なっ!」
咄嗟に逃げよとしたがそれを上回る速さと力で抱きしめられさらに密着する事になってしまった。
「このっ離れ、ひっ!」
魔王に狐耳を舐められそのまま咥えられる。
耳は外に出ている部分で最も敏感な部分だ。触れられるだけでも多少反応してしまうのに舐められたりでもしたら声が出てしまうのは仕方ない事だった。
なんとか魔王を離れさせようともがくが元々体力が無いのにさっきの行為の所為で疲れきってしまったリリィには大した抵抗と言う抵抗も出来ず結局なすがままだった。
「くっ、やめっ……んっ……んんッ!」
リリィの抵抗などお構いなしに魔王は執拗に耳を攻めつづける。
魔王に耳を甘噛みされて尚声を出すまいと押し殺すリリィに征服欲が沸き、元から無いと言ってもいい魔王の理性が爆発した。
リリィの唇に自分の唇を押し当て抵抗される前に素早く舌をリリィの口内に入れた。
最初こそ少しは抵抗したものの段々と表情がとろていった。
やがてリリィも自ら積極的に舌を伸ばし魔王と絡めあった。
「んぅ……んっ……んむッ……」
息苦しくなって唇を離すと、すかさずリリィが手を伸ばして頭を抑え口付けを終えようとしない。
少しの征服感を感じた魔王はリリィを突き飛ばし覆い被さる。
リリィから求めるならもう平気だろ。
魔王は乱暴にリリィの中に挿入し、朝っぱらからなんども求め合ったのだった………。

       

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