Neetel Inside 文芸新都
表紙

見開き   最大化      

二度寝真っ最中の魔王背を向けて裸のリリィ。
またやってしまった。そんな後悔と自責の念がリリィの思考を支配している。
嫌なはずなのに段々と自分から求めて最後は魔王のされるままになってしまう。しかもそれを自ずと求めている自分がいる。
魔王を起すと言う目標すら達成できず、堂々と二度寝までされるとは。
「んー、シヴァ……」
しかも自分との事後だと言うのに他の女の夢を見る。
妙に屈辱的だ。いや、むしろ殺意と言ってもいい。
「今に見ていろよ………必ず……」
リリィは密かに決心して部屋を出た。
必ずや今度こそ魔王に仕返しを………と。

       

表紙
Tweet

Neetsha