Neetel Inside 文芸新都
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 おはよう住人さまがた。
昨晩は割と早めに就寝する事が出来たにもかかわらず、俺の心は暗く沈んでいる。
ビニ子が俺のレム睡眠に出演し、
夢の中で向井と鉄火を使って俺にドッキリ企画を喰らわせようとしていたからだ。

起きた時は胸が早鐘のように鳴り、寝呆けては居たもののこの世の全てを信じられない位の猜疑心で胸を一杯にし、恨みのこもった眼で布団の中から点けっぱなしのTVを睨んでいた。
だが、鉄火が今まで俺に優しくしてくれた事、向井が慎ましやかにメアドを渡してくれた事等を思い出し、
いくらなんでも彼女達がそんな事を楽しんでする訳がない、何よりビニ子と彼女らに接点が無いなどと
しばらく自問自答を繰り返して居たが、5分程経った後に、俺はトイレにティッシュの塊を放り投げながら

「そんな事は、どちらでもいいんだよ。」

と涼やかな顔で呟いていた。


さて、鉄火の世話好きにも困ったものだが、いよいよお買物の日が来てしまった。頑張らねば。
服装をキチンとチェックし、髪型、口臭もチェック済、視界、オールグリーンですう。

不愉快な夢に悩まされはしたが、俺はこのイベントをしっかりと楽しんでくるよ住人さまがた。
天気予報通り西日本では強烈な低気圧が傍若無人なTIGの如く暴れまわっているが問題ない。
俺のハートウォーマーな会話テクニックで彼女たちの心を生温くケアしてあげよう。

車のガソリンもほぼ満タンだ。これで何も心配することは無い。
最後にパー速に書き込みを行い、送信ボタンを押し、俺はジャケットを羽織り、
家を「いぃやっほぉぉおぉぉぉぉう!!」と飛び出した。


646 名前:以下、VIPにかわりまして・・・投稿日:2008/02/09(土) 09:44:20.33 ID:8Vl9pMSO
うひゃひゃwwwwすげえ雪w
車で行く様打診したらオーケーづた
じゃーあ行って来る!



>>きをつけてなー

       

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Neetsha