俺から離れ、口を拭いながら彼女は視線を斜め下に固定し、自らの髪を撫でた。
鉄火
「ごめん、コレは忘れて・・・・帰っても忘れてよ。お願いだから向井と付き合ってよ。」
俺
「ふぇ、うぃ」
鉄火からのキスを受けた俺の脳内では、マリオの無敵音とロックマンのティウンティウンが同時に鳴り響いていた。
-会社でお姉さんと仲良くなったのに凹られた-
「(心が)闇ナベ その3」
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