Neetel Inside ニートノベル
表紙

暇だったから一日かけて書いた
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「一郎、そういえば、おまえって一日だけ彼女居たよな」
 目の前の友は、彼女が居た経験がある。しかも確か結構かわいい彼女だった。
 こいつがその子を彼女に出来たのはクラス伝説である。彼女が出来て一日で振られのも同じく伝説である。


「その事は触れるなよ。俺にとって忘れたい過去ぞ」
「まあ待て」
 去りかける一郎の手を引いて、俺はしつこく食い下がる。何せ世界の命運がかかっているのだ。
「どうやって彼女作り出したかだけ教えろよ」
「錬金術作ったみたいに言うなよ。普通に告白してOKして貰っただけだよ」
「それでなんで振られたの?」
「うん、少し強引にね、おっぱいとか揉もうとしたの。そしたらピンタされて振られたの」
「マジでwwwwwさすがに付き合って初日でおっぱい揉むとか馬鹿だろwwwwwwアホすぎるwwwwww」

 そこまで言って俺は固まった。
 俺は今からそのアホをしなければならないのだ。



 一郎みたいに嫌われること無く。

       

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