今度は挟んだ肉棒を自分の膣と股に往復させるように動く。
彼女の肌に触れた愛液だらけの部分が暖かくなり、離れるとまた冷やりとする。
ぺちゃりぺちゃりと時々パンツの上からとても柔らかい部分に先端が当たる。
「履いてないのか……ぅく、ん――」
そうだと言わんばかりに唾液を食道に送り込まされる。
尿道にパンツの上から自分の愛液でも送り込むような運動は徐々にタクヤを上り詰めさせていった。
仰向けになって必死に耐え続けるもその行為は続いていた。
――ねちゃりねちゃり。
くちゅ、るちゅ。
亜夕花も限界に近づいてきたのか、パンツの生地ごしにわずかな痙攣が感じられてくる。
暖かい割れ目がひくひくとタクヤの亀頭を刺激する。
「(く――、出るっ)」
タクヤがそう思った時だった。
亜夕花は突然片膝を曲げてタクヤの股の付け根に抉り込ませた。
「うぐあ――っ!」
激痛と快感が走るが、前立腺から精巣裏にかけて押し込まれた膝はタクヤの射精を全く許さない。
「あっ―う――」
筋肉の動きを完全に封じられたタクヤは徐々に射精感を失う。
「……すごい、膝にどっくどくって脈打ってるの分かったよ」
彼女はそういうとタクヤの最後のパンツを下にずらした。露わになる肉塊。
「ふふ、ちょっと漏れちゃったか」
うっすらと尿道から垣間見える白い液体。
それをデコピンするようにはじき飛ばす。
「それ」
「あっ、っ――」
爪が先端を掠めて刺激が走る。
「すごいね、今のでイっちゃうと思ってた」
確かに危うかったが、タクヤの射精感を戻すにはまた相当の刺激が必要であるのも事実であった。
亜夕花はそのままタクヤの上で股を開き、
仰け反った棒を垂直に固定すると、ウンともスンとも言わないままいきなりその奧の奧へと突き入れた。
「~~~~っ」
タクヤの想像とは裏腹に眉をひそませる亜夕花。その股間からは静脈が流れていた。
「おまえ……」