Neetel Inside ニートノベル
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初め

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―――暑かった・・。
今日は、とてつもなく暑かった。
そんな日に、俺達は体育館の中に居る。
館内がざわついている。当たり前だ。
みんなわかっていた、わかっていたのだが、知らないフリ。
互いは互いに、無意味な質問を繰り返す。
「何でまた、集まらなあかんの?」
それは否定。
起こってしまった事に対しての、微弱な否定。
じきに告げられる、真実からの逃避。
「列整えて、整列してッ!」
先生方が、頑張っている。


「これから、お前らに残念なお知らせがある。」
一人の先生が言った。
明らかに確信犯。
まただ――
空気が淀む、濁る、重々しくなり沈殿する。
「3年生の生徒は、だいたい知ってると思うが・・。」
暑い・・・。
胸糞悪い。
「3-Aの北島が、先日亡くなった・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちっ
軽く舌打ち。
ざわつく後輩、驚く者、うんざりした顔の者、泣く者、関心、興味、依存の無い者・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちっ
二度目。
俺はする。
無意識に・・。
何度目だろうか、この学校の生徒が殺されたのは。
5,6は、いる。



まぁ、何ていうか。
俺は、犯人を知ってる。
それもかなり身近の・・・。
あきらかに不愉快。
伝わる、犯人の狂人的な感じ。
犯人が持っていた凶器は、まさに「狂気」だった。
胸糞悪い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちっ
三度目。



思う・・・。


感じる、なんというか、感じる
黒い感情。


面倒で、だるい。



この事件の犯人。























俺なんだ――。

       

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