Neetel Inside 文芸新都
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「ブラザー・コンプレックス」採点・寸評
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1.文章力
 80点

2.発想力
 60点

3. 推薦度
 50点

4.寸評
 双子ネタです。
 お話の流れとしてはよくある類だと思いますが、主人公が猟奇的。こういうキャラクター造形が好きな人なら、楽しめるのではないでしょうか。
 個人的には苦手です。

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1.文章力
 80点

2.発想力
 90点

3. 推薦度
 70点

4.寸評
 元々文章が綺麗でうまい同先生、前作の発想不足のリベンジを見事に果たしてくれました。この辺は細かく書くことはないですね、二段階の構成も台詞も流れも見事です。またオチもうまい。
 ただし絶望的な読後感がありますので、パーフェクトではありませんし推薦度は他より下げてあります。いつか先生のスッキリする作品を読みたいですね。

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1.文章力 90点
2.発想力 65点
3.推薦度 80点
4.寸評
 文章、構成など非常にうまいと感じました。後半になって、狂気染みた雰囲気が段々と色濃くなってきたところに、このオチはなかなか鮮烈ですね。

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1.文章力 50
2.発想力 40
3. 推薦度 30
4.寸評
 ちょっとクサいかな。けどこの形式の面白さは出ていると思う。
 リアリティが生きていると、もっといい作品になりそう。

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1.文章力 98点
2.発想力 100点
3.推薦度 100点
4.寸評
性格分けを強調するためとはいえ高校生の主人公が「私」と名乗るのに少々違和感を覚えた。
例えば「僕」と「ボク」のような使い分けの方が良かったと個人的には思う。
あと入学して一年以上経つのに「高校入って一年くらい経つが(後略)」という言い方はややおかしいと感じる。
以上、重箱の隅をつつくような事だが、文章力から2点引かさせていただいた。
それ以外は文章、アイデア、構成(特に前・後二段に分かれた章がそれぞれに呼応する形が素晴らしい)は文句なしに今企画の上位にあると思う。
この手の作品ならグロ表現を際限なく出来るが、読者の想像力にゆだねたのは良い判断だろう。
最後の一文が強烈で、オチのある作品の中では最優秀作であろう。

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各平均点
1.文章力 79点

2.発想力 71点

3. 推薦度 66点

合計平均点 216点

       

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