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「怪物を孕んだ少女」採点・寸評
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1.文章力
 95点

2.発想力
 60点

3. 推薦度
 60点

4.寸評
 上手いです。
 文章力はかなり上の水準にあるといえるでしょう。流れるように最後まで読めました。主人公の精神状態の変化もよく描写されていました。
 ただ、普通の子が追い込まれて、狂気が目覚めて――などという話を推薦するのが、筆者としては躊躇われ、点を低くしています。確かにこういうオチは流れるように決まるし簡単に書けるのですが、もういい加減、そろそろ、こういう暗いだけの話は要らないかな、というのが正直なところです。まあ、もっと尺があれば救いも描けると思いますが……短編だとなかなかね。

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1.文章力
 90点

2.発想力
 80点

3. 推薦度
 100点

4.寸評
 まず一言、優れた作品です。少女の中に少しずつ怪物が育っていく様子、登場人物のイメージしやすさ、キャラ配分、終わらせ方、どれもが一定基準を超えています。推薦度が満点なのはそのような理由からです。
 文章力、発想力がやや落ちるのは、先にオチが読めたことと(意外性はなかった)、文章的には更に上を行ける要素があると思ったからです。具体的にはもっと「」とか入れてもいいのでは、等。
 多くの人に読んでいただきたいです。

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1.文章力 60点
2.発想力 70点
3.推薦度 85点
4.寸評
 今日は、で始まる文を何個かに分け、淡々と少女の心情変化を描写している作品で、退屈にも思えるのですが、それがどうにも面白い構成だなと思いました。
 更には最後のオチである”産声”という単語が、タイトルを際立たせていて、唸ってしまいました。
 強いて言えば、この作品は一人称でなく、三人称で書かれた方が良かったのでは、という点です。

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1.文章力 80点
2.発想力 90点
3.推薦度 90点
4.寸評

 独特の雰囲気が特徴的な作品で、後に残るその印象だけでも発想としては優れていると言えるだろう。
 オチとしては意外性があるわけではないし、特に伏線を交えた文章というわけでもないのだが、少しずつ少女の中の狂気が表に出てくるまでの流れをとても丁寧に描けていると感じた。
 単純な日記のような文章の繰り返しが、構成として効果的に機能していたので発想力を高くつけた。オチがメインの作品だけがショートショートではないといういい例だったのではないだろうか。

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1.文章力 60
2.発想力 40
3. 推薦度 50
4.寸評
 文章が可愛らしい。最近っぽさを感じます。
 ストーリーはもっと気持ち悪い方向に進んでもよかったかな。
 複雑怪奇な形でも面白いと思います。

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1.文章力 (70)

2.発想力 (80)

3. 推薦度 (80)

4.寸評 
淡々とした文体と、少女の狂気がよくあっています。突拍子も無いオチに見えますが、最後のセリフが決め手となって痛快です。読了感は人によるかとも思いますが、個人的にはオススメ。

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各平均点
1.文章力 77点

2.発想力 68点

3. 推薦度 77点

合計平均点 222点