Neetel Inside 文芸新都
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6-5.メニィミメネェフェティジ・ネィメニィナヘニェメフェ

呪文を唱えるとバラバラになった僕の破片が一箇所に集まって元の姿を取り戻したみたい。復活した僕は目からビームを出して僕の敵を焼き払うと一目散に駆け出した。
家に帰るんだ。「これに乗れ!」トム!トムじゃないか!!僕はトムのにんじんに飛び乗る。「みんなは?」「ジージーは死んだよジョグリーは見つからない」「元気出せよトム!」「どこへいく?」「僕の家だよ決まってるだろあっ途中で街に寄ってくれ」
トムとぼくとにんじんはあっという間に街に到着。「このエリクサーってのをください」あれ?お金持ってたっけ?300円は見つからない。「トム、君お金持ってる?」「もってないよ」チッどうしよう途方にくれたそのとき豆腐の汁が目に染みた「目がッ!」ジージーに投げつけられて頭の上に乗ってた豆腐の汁だ。「どうしたのそれさっきから気になってけど」「実はジージーのなんだ」ピカー「豆腐が光ってる!」ビワージョワーネチャー「300円も持ってないなんてだらしないわね」「ジージー!」「いったいどうして」「実は私豆腐の精だったの詳しい話は後よ家に行くんでしょう」「うん」僕はエリクサーを飲んで元気100%でにんじんに乗り込んだ。
でも家に着いた時にはすっかり疲れていたエリクサー台無しニャー。僕は眠気を堪えてふらふら歩き玄関の扉を開けてキッチンを通ってリビングに入った。

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