Neetel Inside 文芸新都
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部員勧誘&顧問捜索の前

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      第四話「部員勧誘&顧問捜索戦の前」
今日の天気は青空。雲がなくこのまま吸い込まれそうなくらいすんだ空のなか僕は朝から格闘をしていた・・・
「眞子さん・・さすがに遅刻しそうだからって二人乗りでこの60゜くらいあるこの坂は無理です・・・」
僕は息を切らしながら眞子にそう言った。なんでこんな事になったか説明をするとかれこれ40分前にさかのぼる・・・
40分前自宅
僕はいつものように朝のジョギングをすませて家に帰りシャワーから出てきた。いつもは慌しい僕の家なのだが今日はなぜだかみんな静かだ・・おっと、そろそろ家を出ないと遅刻ちゃいそうな時間だ。僕は電波時計で確認して制服に着替えに二階に駆け上った。だが降りてきてもみんな妙にゆっくり行動している、まるで今日が休日のようだ。なんでだろう?こんな事を思いながら妹の眞子に声を掛けた
「眞子?そろそろ行かないと遅刻するよ?」
僕はそう尋ねた。すると眞子は僕にこう答えた。
「えっ?まだ後20分もあるのに出ちゃうの?」
僕はこの答えを聞いてこう考えこういう結論にいたった。
「眞子さん。あの時計は30分遅れています・・・だから急がないと遅刻になっちゃうよ~~~~~~~」
僕のこのセリフでいつもの慌しい家に戻り、今このような状態なのです。

「将!!さっさと行かないと遅刻になっちゃうでしょ!!」
眞子にはやしたてられ、心ではお前のせいだろと思っても口には出せずしぶしぶこの心臓破りの坂を上りだした・・・。
 予想通り二人乗りじゃきつかった・・・しかし、僕は気合で汗だくになりながら何とか坂を上り、そして学校を目視した。時間はあと7分ぎりぎりだ・・・そう思いつつペダルを全力でコイだ・・・後ろのお馬鹿は落ちるだの危ないだの言ってるがおかまいなしだ。僕はそう思いながら全力でペダルをこいだ。その時ふと、目の横に走っている背の高い少年の姿が入ってきた。心の中で、あ~あそこからじゃさすがに間に合わないだろなと思った矢先に背の高い彼は走り出した。彼の足は想像以上に速く二人乗り自転車(高速モード)なみのスピードだ。そうこう思っている間に僕は駐輪場に自転車を止めクラスに向かって走り出した。
キ-ンコーンカーンコーン×2
予鈴が鳴り止む頃僕はスライディングセーフで教室にいた・・・・にしてもさっきの彼は速いかったなーと思いながら机につっぷしているうちに僕は寝てしまった・・・
結局、登校だけで一話終わっちゃったじゃん!!!!!

       

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