Neetel Inside ニートノベル
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Nightmare
4話-知能の世界

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全く、危なかったぜ。
俺はキッチンへと飛ばされていた。
おかげで水道から水を吸い上げクッションにした。
ざまぁみろ。無傷だぜ。
そして、お前の弱点はつかんだッ!
しかし俺だけじゃどうにも・・・ッ!?
「ぁぁぁああああっ!」
「"唯可"さんッ!?」
とっさにおれはクッションをまた作る。
それはふわり、と唯可さんを受け止めた。
「ふぅ。ありがとう御座います。
 助かりました。」
感謝されるおぼえはない。
「あなたこそ。俺を助けに来てくれてるのでしょう?」
「まぁ、そうですね。
 役に立ててませんですが。」
おれはふふっと笑った。
「なら、今から、ですよ。」
とそこに
「うわーっ!」
鑑・・・
お前も・・・
クッションを使って助けたのは言うまでも無い。
「さ、作戦会議といこうか。いいですか?"唯可"さん。
 思いつき、ではありますが指揮取らせてもらっても?」
いちおう年上の彼女には聞いておこう。
「かまいません。しかし、一つだけ。」
ん。なんだろう
「私(わたくし)もあなたたちと同い年です」
まじかよ・・・
鑑はにやにやとしているだけか。
++

##
ぼうやたちを吹っ飛ばしたのはいいが
始末しないと、だろうか。
少なくともしばらく動けなくしておかなければ、だろう。
さて、いくか・・・と
そのときだった
「待たせたな。糞野郎。
 I'll be backだぜ。」
おいおい。それだと「帰ってくるぜ」だ。
「おつむが足りないようだが、それで私を倒すのか?
 よく言うぜっ!」
私は一気に加速し、奴へと詰め寄る
そして
「ハッ!」
勢いよく跳び膝蹴り。
すると、
ぼうやの後ろから、
「はっ!」
もう一人の少年が飛び出してきた
こちらに殴りかかってきたようだ
そこで私は目標をかえ
その少年へと蹴りをはなつ。
「はぁっ!」
少年は蹴りをかわし私の後ろへと廻りこんだ。
「食らえッ!」
背後からの回し蹴り。前へとステップし、かわす。
すると
「ッ!」
前にいたぼうやが氷の柱を足元から呼び出した。
水をまいていたようだ。
「はっ!通用するかッ!」
私は"力"を行使して瞬間移動した。
すると、
「かかったッ!」
ぼうやがやってのけた、との顔をしていた。
気がつけば。檻の中だった。
##

++
やった。
奴を閉じ込めることに成功した。
作戦通り、だ
「はっ!読みが甘いよ!おっさん!」
ちょっと調子にのっている俺、
まぁいいんじゃないか?お手柄だぜ?
「さて、"石川"に報告としますか」
「あーぁ、キッチンめちゃくちゃだよ・・・
 水直しとけよ~霧徒ぉ~」
キッチンぐらいいいじゃないか・・・
「お前のせいで俺は水難の相がでてそうだ」
・・・
しかたないな、
「ご愛嬌ってことで」
「できるかっ!」
すぐに返されちまった・・・
冗談を言う余裕がでてきた。
そこで不敵な笑いが
「ふはっ!ふはははっ!」
奴だ。まだ元気だ。
「檻の中がそんなに楽しいのか?」
「詰めが甘いんだよっ!おさらばするぜぃ!」
奴は瞬間移動をした。
遠くへと。
が、
「んなッ!?」
檻からは出れなかった。
場所は移動している
檻がついてきたのだ
「なぜだッ!?
 なぜ出られんッ!?」
俺はおかしくてたまらない。
「はっはははっ!
 足元見ろよ!おっさん!
 それが答えだ!」
奴は足元を見た。
そこには俺が施した
靴とともに凍っている檻があった。
つまり、身に着けているものと檻とを
氷で結んでいるのだ。
そして、
「はっ!」
その氷を地面へと伸ばす。
奴は完全に動けなくなった。
++

**
驚くばかりですね。
全く。この子は。
「彼はもう十分な素質があります」
《みたい・・・だな。》
"石川"も納得せざるを得ないようで
《私としては予想していたのだが。
 その範囲を軽々とこえている》
と。
さて、彼の"魔力"を奪っておかねば、
靴を脱ぎ捨てて逃げかねません。
あの子の予想通りになってますね・・・。
**

++
俺の作戦はこうだ。
奴はよけれたはずの俺の氷に当たった、
ならば、連続使用はできないのではないか?と。
そして、靴や衣服も移動しているわけなので
靴に氷の板をつけ、板の上に檻を作れば・・・と。

そうしておけば、
もし瞬間移動が檻を抜けれるのであっても
1度逃げようとしても逃げれない
そこで魔力を奪ってしまえば
靴を脱ぎ捨てることもままならないだろう。
そうすれば後は
おとなしくなってくれる。はずだと。
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##
くそっ!
弱点に気付かれるとは!
こいつ。只者じゃない!
もう、万策尽きた・・・
畜生・・・
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やっぱり奴では駄目でしたか。
の、ようだな。
では。また案をだしましょう。
#

**
仕上げも完了したので。
「では、私(わたくし)は"石川"の元へと戻ります。
 では。」
さて、デスクワークでも手伝ってあげるとしますか。
"石川"は今日はもう十分。ということにしておきましょう。

「待ってくれ。話がある。」
この子は・・・・
まだ何か・・・
**

++
「なぁ、あんたたちは
 何をしているんだ?
 目が覚めたらあそこにいた。
 あんたらは何か知っているんだろう?」
俺は聞いた。
彼女はまだ、何も言わない。
ちっ、
駄目か
そう思っていた矢先

「許可が下りました、
 すべてを教えましょう」

どうやら、これからが大事な場面らしいぞ。
「とりま、朝食といこうか?霧徒も"唯可"さん?だっけ?
 も。腹へったろう?」
朝食は
のんびりと食えそうに無い。
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