Neetel Inside 文芸新都
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新都で送る快適ライフ
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 ◎新都社へようこそ!


 新都社は誰もが気軽に漫画を描いて気軽に読める、そんな「あったらいいな」を形にするところから始まりました。
 コメント欄を始めとして読者ページ、チャット、作者と読者がコミュニケーションをとるツールが豊富に用意されている、楽しさいっぱい、夢いっぱいのサイトです。
 ところが…

「新都で漫画を描くのはつらい」

 そう思う作者が増えています。
 一体なぜでしょう。漫画を描くのは、そして自分の漫画を読んでもらうことはこの上ない喜びだったはずなのに…。
 それは作者個人に対する「叩き」が頻繁に起こるからです。もはやこれは新都社名物といってもいいものです。なぜワロスでは起こらない作者叩きが新都で起こるのか、その興味深い問題についての分析は他に譲るとして、一度叩かれた作者は二度と元の「普通の作者」に戻る事はできません。バッシングは本スレで、避難所で、コメント欄で…。あなたが目を通す至る所で続けられます。そしてそれは、あなたが新都社から全ての作品を撤収するまで終わることはないのです。
 容赦ない集中攻撃で追い詰められてしまった作者が次々に新都社を去っていく…。そんな光景を見ておびえる人が増えています。いつ何時自分が次のターゲットになるか分からない… かといって住み慣れた新都を去りたくはない。
 この文章はどのように身を処していったらいいか分からないと悩んでいる、そんな小心者のあなたのための、快適な新都社ライフを送るための手引きです。





 ◎究極の対処法


・文句のつけようのない圧倒的なクオリティの漫画を描く。

 おそらくこれに勝る対処法はないでしょう。新都社では漫画のおもしろさこそが最高の価値です。おもしろい漫画、感動するようなすばらしい漫画を描いて読ませてくれるなら多少のことには目をつむってやろうじゃないかという心理が叩く側にも働くのは当然のことです。

 あなたは圧倒的なクオリティの漫画を描いていますか?描けますか?

 「圧倒的な」というのがポイントです。中途半端ではいけません。「新都でおもしろいの五つ」という話題が出たときに必ず名前が挙げられるようでなければなりません。あなたはどうですか?そこに自分の作品が挙がる自信がありますか?
 絶対の自信がなければ残念、あなたはただの平凡な作者です。ひょっとして自分より人気が下位の作者と比べて「俺はまだマシだ」と思っていませんか? 「上位二十個なら入るぜ」と根拠のない自信を持っていませんか?
 その思い上がりこそが命取りです。「いやいや、俺には固定ファンがついてるし」「コメントいっぱいもらってるし」ですって? だめだめ、いくらファンがたくさんいるように感じられても、それと同じか上回る数の「おまえの作品なんかどうでもいい」と思っている人達がいることを忘れてはいけません。勘違いをして思い上がっているあなたを日々新たな獲物を求めている彼らが見逃してくれようはずはないのです。





 ◎わが身を守るための対処法



 では、新都の圧倒的多数を占める平凡な作者達が突然の叩きの嵐にあわないためにはどうすればいいのでしょう。それはただ一つ、

「叩く材料を与えない」

 これに尽きます。叩く材料がない作者はまず叩かれません。叩きようがありません。もし罷り間違って誰かが叩き始めたとしても、根拠を欠いた叩きに同調する人が現れることは稀で、すぐに収まります。何も燃えるものがないところで火が燃えないのと同じことです。ここで言う材料とは、あなた自身の油断からくるスキです。叩く材料を与えない、とは、スキを見せない、ということでもあるのです。
 ではスキを見せないためにはどうすればいいのでしょうか。具体的な対処法を見ていきましょう。



 1. 本スレで名前を出して主張しない。
 2.ファンアートは名無しで描く。絵柄の個性も消す。
 3.自分の個人情報の開示は最低限に留める。特に女性の場合は性別を隠す。
 4.メッセはしない。
 5.ねとらじ、ブログもなるべくやらない。
 6.コメント返信では最新の注意を払う。
 7.作品中でパクリ、トレースはしない。極端な手抜きをしない。
 8.作品をみだりに途中で投げない。
 

1 本スレで名前を明かして何かを主張するのは危険です。煽られて反論するなんてもってのほかです。相手は匿名なので何も失うものはありませんが、あなたはいわば自分の作品を人質に取られた状態にあるのです。あなたの主張がどんなに正しいとしても、反論すればするほど立場が悪くなります。

2 ファンアートをあまり多く描きすぎると、描いてもらえない作者の嫉妬と反発を買います。売名行為ではないかと勘繰る人も出てきます。できれば名無しで描きましょう。

3 年齢や住所の都道府県までを公開するくらいなら問題はないでしょう。しかし好きな漫画、音楽、趣味など自分の情報を開示していくにつれ危険度は高まります。特に女性は性別の公開について慎重を期すべきです。いくら本人が望んでいないとしても、女性であることを公開するだけで得られる利点というものは存在します。そしてそうした利益をあなたが享受していることについてフェアではないと思う人達が必ずいるのです。本スレで散発的に起こるセクハラまがいの発言も含め、次々に起こる面倒をうまく捌き切れる自信がないのであれば公開するのはやめた方がいいでしょう。

4 メッセは個人情報漏れの原因になります。一人だけに教えたつもりの情報が信じられない数の人々の間に広まっていた、というのはよくあることです。

5 ブログもねとらじも失言の温床です。特にねとらじはファンが聞いてくれているという安心感も手伝ってか口が滑りがちです。しかし聞いているのはあなたのファンだけではありません。そして、たった一度の失言でも失言は証拠として永久に残り、叩きのためのこの上ない材料となるのです。よほど慎重な人でない限りねとらじはしないほうがいいでしょう。また、ねとらじ自体に反感を持っている人達がいることも忘れないでください。

6 コメント返信はつい気が緩んで失言をしやすいので気をつけてください。見ているのはあなたに好意的な人ばかりでないということをお忘れなく。コメントで煽られたら言い返してやろうなどと考えずにスルーするのがおすすめです。

7 作品自体が叩きの対象になるのはよほどのことがない限りありませんが、パクリやトレース、あまりにも手を抜いたものや著しく人道に反するものは避けるべきです。

8 自分ではどんなにつまらないと思う作品でも、途中で投げ出してしまうとそれまで更新を楽しみにしていた奇特なファンが怒り狂ってアンチになることがあります。




 いかがでしょうか。徹底してスキを見せないこと、これが重要なポイントです。先ほどの火のたとえで言えば、「燃えやすいものは外に出しておかない」ということになります。放火対策の鉄則ですね。
 




 ◎ 終わりに

 この文章は「とにかく叩かれたくない」という小心者の皆さんの参考になればと思って書きました。もしこれだけのことを全部守ることができたならあなたが叩かれることはまずないと言っていいでしょう。しかしこれがなかなか難しい。それは新都社作家の皆さんなら十分ご存知のことと思います。冒頭でも言ったように新都社には他の作者や読者と交流を持つための魅力的なツールがたくさん用意されているからです。漫画を描く以外で個人的な交流を持ちたくなるのも自然なことです。危険を冒すのと引換えにどの程度深く他の作者や読者と交流するのか、その辺の匙加減はご自分自身との相談になると思います。

 さらにはこう思う方もいるでしょう。楽しむために漫画を描いてるのになんで自ら進んでつまらなくするようなことをしなければならないのかと。これも叩き耐性が高い人なら誰もが抱くごく自然な感想です。そのような方たちには是非、このチンケなマニュアルをことごとく踏み潰し、バッシングを物ともせず漫画を描き続けて新都社を盛り上げていただきたいと思います。

       

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