Neetel Inside 文芸新都
表紙

短編小説っぽいもの
せみだぶる

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 ゆにくぉーんは、あるじぇりあに住んでいた。
ゆにくぉーんともるは、作戦会議をとりしきっていた。
毎年、あるじぇりあでは雨期の頃になるとウキウキしだす。
とくにもるは13日の金曜日になると、翌日はマッチョになっているのが
普通の週末のすごし方だった。
そんなもるもかくしていることがあった。
それがキーワードだった。
 地球は今、ゆにくぉーんともるによって変わりつつ、
その存在を保ち続けること3年が過ぎようとしていたが、
ないじぇりあのユニクローンがついに日の目を見ようとしていた。
ユニクローンは地球をゆにくぉーんともるにまかせておくことに
不安を感じ始めていた。
ほぼ同じ頃ゆにくぉーんともるは山にしばかりにいっていた。
それは環境破壊以外のなにものでもなかった。
「ビンゴ!!」
もるはゆにくぉーんをなげとばした。
そしてゆにくぉーんはもるをなげとばした。
そうして今日一日が終わっていった。
 ユニクローンは次の日死んでいた。
はんにんはもるだった。
ゆにくぉーんはこう言った。
「命の大切さ、それが分かるのに一人の尊い命が失われた。
たとえそれがクローンだとしてもな!!!」

おわり

       

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