Neetel Inside 文芸新都
表紙

Time
2500/07/27

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=Time=

  -第1話 出会ー

時は西暦2500年・・・いや、特に西暦なんかは関係ないのだが、
青い海、空、清らかな自然に囲まれたこの島は常夏島。
2200年から始まった日本の人口増加による土地不足を解決するために作られた人口の島だ。
場所は現在の沖縄の南東に位置する。


そんな島に暮らしている2人の少女がいた。


「さて!今日も部活をがんばりますか!」

この元気ハツラツな少女は天海光、剣道部である。

「あんたは本当に元気だねぇ・・・」

そして、すこしダルそうなこの少女は大塚未来、ちなみに弓道をやっている。


ちなみに言い忘れたが、今は夏、2人は夏休みの部活に来ている、いや、本当に感心だ。
さて、今のでは少しイメージが掴みにくかったろうからさらに詳しく教えようか。

天海光、14歳、女、身長158cm。
ポニーテールで赤い長いリボンが結ばれている。

大塚未来は、14歳、女、身長は161cm
セミロングで後ろ髪が少しはねている。

といった所だろうか、2人は学校までの道を歩いている・・・




私たち二人は近くの神社を通り過ぎようとした、長い石段のある神社だ、
人工の島に神社なんて・・・・いつもそう思う。

「あ~、平和だと詰らんねぇ」

未来は何かこう「地球が滅亡する」系のネタを好む。
ふと神社の石段に目が行った、何故かは分からないけど・・・
するとそこには人が倒れていた。

「ちょっと・・・!人が倒れてる!」
私はすぐさま近寄った。
未来は好奇心100%な顔で近寄る
「だ、大丈夫ですか!?」

そのときに「何かおかしい」と私は思った、

まず服装が、こんな夏に真っ黒なローブを着ていた、

魔法使いみたいに

そして、変な指輪とかつけている、しかしその顔はたいへん美しい美少女だった。

「未来、水!」

私は未来に水を持ってくるよう言った。

「お茶ならある!」


・・・・


・・・・・・・


「それでいい!」

未来の水筒かの蓋をあけてその子の顔にかけた


「全部使ったぁ~」
未来が文句を言っている。
「あとで買ってあげるから。」
「まじ?、やったね」

まったく、この子は人が倒れている一大事に・・・!


「う・・」



思わずびっくりしてしまった、その子が目を覚ました。


「・・・・?」

「冷たっ!!!???111」


「平気?あなたここで倒れて・・・」

「あぁ・・・すいません、お助けいただいて・・・」

やさしそうな目をした青い髪の少女だった。

「こんな所で黒い服着てるから熱中症になるのよ」

沖縄の夏では絶対に黒い服はNGだ、そんなことを言ってる間に


「来た・・・」


彼女の目が変わった。

「来た・・・?なにが?・・・」

となりでは未来がwktkしている。


彼女が指を指した、その先には


こ の 世 の 物 と は 
    思 え な い 生 物 が い た


「なにっ・・・あれ!?」

「怪物ktkr!」

私と未来が驚いているとすぐさま「ソレ」は飛び掛る、
鋭い爪が私を貫こうとしたとき・・・


「Barrier Difence!」(守りの壁よ!)


目の前に大きな透明な壁が現れその攻撃を防いだ。



その時に私の頭には「死ぬ」としか思えなかった



青い髪の少女は次々と呪文のようなものを使い「ソレ」を倒す





「あなたは・・・一体・・・!?」




「私?私は魔法使いです」

     

さて、話は変わるが、第一話と同日・・・

「はぁ~、今日も暑いし、動くのも面倒だ・・・」

この面倒くさがっている、このままではニートまっしぐらになりそうな少年。
彼は明石暁、天海や大塚と同い年、はたまた、偶然にも幼馴染という関係である。
さて、なんで彼・・・てか、俺だが・・・俺がここでクローズアップされたのかは知らないが、
俺は夏休みにもかかわらず、宿題もやらずに外にも出ずに、扇風機のついている部屋でぐうたらしていた、夏バテだ・・・
1階の出窓についてある風鈴の音が聞こえる、あぁ、眠くなってきたな・・・
カレンダーを見ると日付は27日・・・
宿題は「まだいいか・・・」そうおもってると夏休みはアットい馬に終わるわけだが・・・

うとうとしている所に母の声が聞こえた

「暁~?昼間からねてるならお使い言ってきて頂戴」

体はだるかったが何故か行く気になったのか不思議だ、もしかしたら「誰かが」こういう結末にしたかったのかもしれない。

しかし・・・



予想も出来ないような・・・あんなことがおきるとは・・・な・・・・



     ~TIMEⅡ ・・・25000727・・・~



さて、俺はだらだらとお使いを済ませ、その御つりでコンビニでアイスを買い、帰る途中だった、
時間は午後2時・・・一番暑い時間帯じゃないか・・・仕方ない、少し涼もうか・・・
とはいっても俺の家の近くではコンビニはもうない、木の下で休むわけだ、
木の下ではセミがうるさいがそれ以外は意外と涼しく快適だ。
空き地とも言えない草が生えた人目の付かないような樹の下で、アイスを食べる・・・
生ぬるい風が通る・・・しかし、このクソ暑い中ではソレも涼しく感じた。
それにしても本当に暇だな・・・何か事件でも起こらないk・・・



         ズザッツ


なにか鈍い音とともに黒い何かg・・・

「おっと・・・人を間違えたようです・・・」
男の声が聞こえた・・・それは夏にもかかわらず真っ黒な服装に身を包んだ人の姿だった・・・
それだけならまだいいが、そいつの手には巨大な鎌が握られていた。

「ぁ・・・ぇ・・・一体・・・」

「大きい魔力だったもので、お嬢様かと思って来て見たら、人違いだったようです」

「それで・・・俺には用はないと・・・?」

「そうですがね・・・ 姿 を 見 ら れ て は 
                  仕 方 あ り ま せ ん ね 」

「なっ・・」


鎌で来るかと思ったが、そいつは懐からナイフを二本握り飛び掛ってきた・・・早い・・!浮いてる!?
そもそもこれは一体・・・誰か説明してくれ・・・!

「釜では痛いでしょうから、痛くないほうで・・・」

ニヤリと笑いながらナイフを握りこっちに飛んでくる男・・・フードのおかげで口元しか見えなくて、気持ちが悪くて・・・なんだか日本語おかしいぞ、俺!
俺は一目散にたって逃げ出し・・・
なんだ?体が前に進まない・・・!?空き地から外に出ることが出来ないのだ!

「気が付きましたか?時閉結界です、これは、普通の世界の、時間の裏側・・・あなたは出ることは出来ない。」

気持ちが悪い!こっちを向いてしゃべらないでくれ!

「・・・お前は何者だ!?」

「いえませんねぇ・・・ここであなたは死ぬのですから・・・」

「だったら、教えてくれても良いじゃないか」

「うーん・・・禁則事項ですから」

「取り合えず・・・お前を倒したらここから出れるんだな?」

「間違っていませんね・・・しかし無理です。」

そりゃそうだ、こんな人間離れした奴らに勝てるはずがない、薄暗い、時間が止まった世界で俺は黒服の男とにらみ合っていた。
おきる物なら奇跡でも起きてくれ・・・!

「さぁ、終わりです」

「くそっ!」

おれは近くに落ちていた石を全力で投げた

「くらえっ!」

すると何故かはしらんが・・・石が光り・・・

「くっ・・・魔力込物魔法・・・・」

相手はよくワカランことをいい・・・

「今回は甘く見てました、次回はないと思ってください」

去っていった・・・・





なんだったんだ、アイツは・・・

       

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