Neetel Inside 文芸新都
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平和な俺に突如ふりかけがふりかかる!
リリリ

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三人称が今の流行り(?なんか変シュ右部でもめてた)のようなので今日は三人称で今日の日記を書きます!
いえーい!三・人・称!三・人・称!


彼はいつもどおりちょっとやそっとでは目を覚まさない。
震度5の地震が起きても起きない強靭な睡眠力を持っているのである。
母の尽力によってやっとこさ起きた彼はいつもなら半分も食べられない朝食を全て平らげ、「あれ、今日なんか食欲あるなあ。最近飲みはじめたヤクのせいかな。」などと思っていた。
彼がさすヤクとは別に危ない幻覚が見える薬や、気分が最高にハイになる薬、ドーピングコンソメスープなどではなく、一昨日頭痛と関節痛で病院に行った時、医者から処方された「デパス」のことである。これは抗不安薬だが筋肉の緊張をほぐしたり、眠くさせる効果も持っている。医者は「筋肉の緊張を押さえるために」薬を処方したと言っていたが本当は抗不安効果のほうを医者は期待しているのではないかと彼は内心思っている。というか、彼がそちらの効果を期待している。
支度やらなんやらをほとんどしているのかしていないのかわからない程度に済ませたあと、駅へ向かう。
そして、電車に乗り込むのだが乗ったとたん眠り込んでしまった。
まあ終点まで乗るので心配はいらない。
しかし彼は寝ているときに口をパクパクさせてしまったり、「ネコ、ネコ」などと寝言をいってしまったことがあるので起きて電車を降りてからから心のうちではらはらしていた。
きょろきょろと挙動不振な様はまさに滑稽である。
C駅でS線に乗り換え、「こいつは絶対途中で降りそうだ」というやつのそばに立つ。しかし席は要領よくその場に入り込んだやつに取られてしまい半ギレになる。(ギレと変換するとピカチュウがでてくるので一瞬戸惑ってしまった。)
なんだか口の中に淡白な味が広がっている。気持ち悪い。
(中略)
授業が終わった。
彼はもう部活を引退していたが、なんとなく暇だったのと部の冷蔵庫に飲み物があるという理由で部活によった。
彼は科学部に所属している上に部長だったが、自慢できるほど化学・物理の成績が良いわけではない。
今日も後輩に程よく馬鹿にされ、見下されながら飲み物をゲットし、後輩が銀鏡反応をするのをながめていた。
実験は失敗に終わった。
どうやら彼の指導がよくなかったようだ。
その後もしゃべくりながらグダグダしていると、今年から顧問になった先生がなにか話しにきた。
前の先生は放任主義で爆発音がしても見にも来なかったが、今度の先生は過干渉気味で、実験をする前から検閲に来る。
なんだかこれからの方針を後輩に尋ねているようだ。
まさか「部室でゲームします」「モノポリーとカードゲームを極めます」とはいえないので適当な見通しをみんなでっちあげていた。先生はその後もなんだかべちゃくちゃと説教垂れていたが誰も聴いていない。というかうんざりした顔だった。
口の中の淡白な味がまだ消えないので気持ち悪い。


あきたー\(^O^)/
途中から3ニンショウがなんだかわかんなくなってきたよ!
ていうか家庭科のレポート書かなきゃいけないんでした!
じゃあねー!

       

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Neetsha