ここで三時を迎え対局室におやつが運ばれてきた。初日に何を食べたのかはこちらも覚えていなかったが、昼食のステーキのようなとんでもない品が出てくることはなく、無難な白桃のゼリー。
 響にとっては本格的な攻めに打って出る前の最後の息継ぎとなるが、じっくりと味わうような真似をしては気まで殺げる。脳の動力さえ補給出来れば良いと、一口で、飲み干すように流し込んだ。