まだ、人形製作が確立されず、人々が常にラプラスに怯えていた時代……
「生贄を捧げよ」
「ドールを集めるって?」
「奴らは人格を宿した悪魔の人形だ! ラプラスと同じだ!」
「あいつだよ!! あの真紅が僕の姉さんを殺したんだっ!!」
「人間のために戦ってあげても……彼らは私達を人形と蔑む。
そんな人間に復讐するために、私はラプラスになった」
「真紅さん、戦って下さい! 戦って下さい!!」
(♪かーみーとぅまっへー)
「逃げるのは御免なのかしら!」「このまま帰ったんじゃ、マスターに合わせる顔がないからね」
「帰らないなの! うにゅーの夢が見たいなの!」「仏の声を聞いた――戦いの時ですぅ!」
「私も戦う、人間のために」「やっぱり、やるしかないのよね」
「……ようし、一暴れするのだわ!」
全国各地から集まったドール達が、戦国の世を駆け抜ける!
「これは?」
「真紅さんの剣です。ずっと昔から」
「私の……」
「見てなさい、JUM」
劇場版 薔薇乙女真紅と七体のドール