Neetel Inside ニートノベル
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 一行が町に繰り出したところ。
 ユーシスちゃんがロビンの体力を利用して、街灯に登ってしまった。
 しかしロビンは木登りがダメなんで半泣きになって……。
 ちなみにアリスの『いくわよ』は、助けに行くわよという意味で、見捨てていくという意味ではありません(笑)


~~黒にゃんこ、興奮しすぎ~~

「たのむ、助けて!! なんとかしてくれ!!」
「待って、今行くから!」
 ロビンはもう今にも泣き出しそうだ。
 ほってはおけない。街灯に手をかけた。
 しかし、ミューの声がぼくをひきとめる。
『ちょっと待つニャ、クレフ。
 この構図は……
 しーたちゃんが子猫の頃、木から下りれなくなったときを思い出すニャ!』
 ミューはなぜか、いきなり興奮し始めた。
『あれはっ可哀相だったけど同時にめちゃくちゃ可愛かったニャ!!
 しーたちゃんっ、ああしーたちゃんっ。
 もうもういま思い出してもっ』
 アリスが深呼吸して言った。
『クレフ、無視していいわ。いくわよ』
「あ、うん」

       

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