Neetel Inside ニートノベル
表紙

マジカルお姉さん
敵同士じゃなかったの?

見開き   最大化      

「あんたとは一度きちんと決着をつけないといけないと思ってたわ」
「そう。実は私も同じ事を考えていたわ」
「それは都合がいいわね。じゃあ、今一度幼女について話し合おうじゃない!」
「望む所よ!」

「何、この展開」
 はい、どうも。小夜子です。
 いつもは、メグミのバカが話をしてるけど、今回は特別にわたしがお話をするわね。
 実際は、こんな事したくないんだけど――

「幼女は誰か特定の人間の物になっちゃダメなのよ!」
「甘いわね。幼さ故の一直線の愛情が可愛いんじゃない」
「違う! 幼女の小悪魔的な態度がいいんじゃない!」
「それは、ドMの発想だわ」

 本当に気持ち悪い会話をしているから、しかたなくなのよ。
 しかも、あの会話の相手って、一応メグミの敵みたいなものでしょ?
 それなのに、何で普通に変態談議なんかしてるのよ。
 あと、あんた前に幼女でハーレムを作ろうとしてなかったかしら?
 それなのに、その台詞はおかしいんじゃないかしら?

「あんたの思想は腐ってるわ!」
「幼女愛に腐るも何もないわよ」
「むきーっ!」
「まだまだ子供ねぇ」

 すごいわね。メグミが完全に子供扱いじゃない。
 話の内容は相変わらず最低だけど。
 と、いうより何でこんな事になってるのかしらね。
 メグミが何処かに行ってたと思ってたら、アイツを連れて帰ってくるし、
 そのまま討論が始まるし、
 つーか、あんたらはどこで出会ったのよ。
 そして、何で相手もメグミについて来るのよ。
 どっちも頭おかしいんじゃないの。

「ぐぅ……やっぱり、あんたとは相いれないみたいね」
「あなたが子供すぎるだけよ」
「違うわよ。私の理論の方が正しいのよ!」
「だから、そうやってなんでも決めつけるのが子供だっていうのに……」

 わたしからすれば、あんたらは子供じゃなくて変態なんだけどね。
 そろそろ本気で警察に電話しようかしら。
 だってもう、聞くに堪えないんだもん。
 あんなバカ話で盛り上がるのがおかしいのよ。
 ほんと、最低だわね。

 ああ、最低よ。

「だ~か~ら~幼女の最大の魅力は――」
「あの体型にこそロマンが詰まっているんじゃない」
「純真な瞳が――」
「穢れを知らない表情が――」
「ロリコンは――」
「幼女は――」

「「正義だ!」」

 うわー。なんか言葉が重なってるわね。
 あれなの? 本当はあんた達は仲がいいの?
 てか、バカなの? 死んだ方がいいの?

 いや、そもそも警察に捕まればいいのよ。
 それで全ては上手く収まるのよ。

       

表紙

tanaka 先生に励ましのお便りを送ろう!!

〒みんなの感想を読む

Tweet

Neetsha