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スター☆の短編小説
「雨の日のバス停」

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「雨の日のバス停」

しとしと雨が降る。

人通りの少ないバス停。

そんな中私は、泣いていた。

そう、恋人にフラれたんだ・・・。

突然の別れのメールを見て頭が真っ白になった。

肌寒い紺色のセーラー服に身を包み

真っ赤なマフラーをして黒タイツを履いて

ローファーを履いてバス停のベンチに座っている私。

涙と鼻水がいっしょに出てきて泣きじゃくっていた。

冷たい雨に打たれて、私は泣いていた。

別に、バスを待っているわけではない。

ただ、疲れたんだ。

彼に告白したのは私のほうだった。

信じられなかったけど、okをもらった。

学校も一緒に登校するようになった。

デートだって何回もした。

でも・・・それでも・・・こんなメールってないよ・・。

-------
突然だけど・・

俺、好きな人ができたんだ。

ほんと、ごめんorz

お前と付き合えて楽しかったよ。

それじゃ・・・元気で・・。

------

という内容だった・・・。

悔しくて悔しくて涙が止まらなかった。

久しぶりに、学校に登校した。

もちろん、元彼とは同じクラス。

だから、すごく気まずかった。

体育館に彼を呼び出した。

「話って何・・?」
「あのメール・・何?」
「あぁ・・あれは・・・別れようって意味で送ったんだけど・・。」
「そんなこと聞いてない」
「あ・・そう・・」

「もう用ないなら俺、教室戻るよ?」
「うん」
そして、彼が後ろ向きになった時私は肩を
ポンポンと叩いた

「ん?」と彼は振り向いた。
その瞬間私は、思いっきりグーで彼をパンチした。

見事に、クリーンヒットした・・。
もちろん、彼は気絶していた。

「ざまーみろw」といいはなして私は、その場から去った。

まぁ、たまにはこういう恋愛小説もいいよね^q^

       

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