Neetel Inside ニートノベル
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気づいたら閉じ込められてたんだが
1日目

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僕はふと目を覚ます、そしてここが自分の部屋ではないことに気づく。
ここはどこなのか?どうして見知らぬ部屋にいるのか?
時間の経過とともに増えていく疑問。

真っ白な部屋の壁、大きな棚、木製の机、自分が寝ていたパイプベッド、そして開かないドア・・・。
気がついたら僕は、閉じ込められていた。
速くなる心臓の鼓動、荒くなる呼吸。
もう僕は冷静ではいられなくなっていた。「はやくここから出たい。」そんな願望で頭が埋め尽くされていく。
???
何かおかしい。
開かないドア、しかし鍵穴がない。
どうしてなんだ。
だんだんと冷静になっていく自分。脱出するために何をすればよいのか、どうすればいいのか・・・。辺りを見回す、棚の中に鍵があった!
しかし、鍵の使い道は分からない。棚にも机にも鍵穴と思われるものは無い。
僕は机の引き出しを探る。ボールペンなどの筆記用具の奥に、ティッシュ箱ほどの大きさの鉄製の箱を見つけた、箱には鍵穴がある。試しに持っていた鍵を差し込む。開かない。

・・・急激に眠くなってきた。
・・・・・・・寝よう。
パイプベッドに倒れ込む自分。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・zzzzz

       

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