Neetel Inside 文芸新都
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新都社作家の小説の書き方アンソロ自慰
bookman編

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おす、オラbookman、いっちょやっぞ!

今のなし

こんにちは、少年とニーノベで描かせていただいてますbookmanというものです。
漫画メインでやってて、小説の方はサブなんですが
何かこういうのやってみたくなりました。

自分は小説の書き方についての知識は一切ありませんし
本格的にやっておられる人がそういうのはきっちりやってはると思うので
関係ない事を好き勝手にやって行きたいと思います。

まず最初にこう言うのでよくある「面白い話の作り方」

うん、正直分かりません。てかそんなんあるん? ないでしょ多分。
ごめん、ブラウザ閉じないで。
もともとそういうのは人から教わったりとか努力で何とかなるもんじゃないと思ってるんで
ちょっと今回は触れません。

ただ、新都社とかは気軽に読める小説の方が読まれやすい気がしたので
「読んでても苦にならない文章」みたいな話をしたいです。


漫画の方でもいったかもしれないですど、「長ーいあらすじ」を見せられても苦だと思います。
言い方は悪いですが「いらんこと」をどんどん入れると読んでて楽しくなるんじゃないでしょうか。
たとえば

俺は目を覚ました、目覚まし時計がうるさい。
俺は目覚ましを止め、起き上がる。
朝が来たのだ。

こういう文章があったとして色々これを太らせていくわけです。

アナタは目を覚ましたときどんな気持ちか
「目覚ましあるある」
朝ってどんな雰囲気?

とか考えていきます。
そして感じた事を素直にぶちこんで太らせます。

目が痛い、外がまぶしいからだ、なんか変な音がする。
何だろう
…あ、目覚ましか。
寝ぼけていたため、最初この音を止めるために何をしたらいいか分からなかった。
しばらくボーっとした後思い出したかのようにスイッチをまさぐる。
どこだよ、スイッチ!
かち、音が止まった。
ふう…朝がきた、今からいろいろしなくちゃならないけど取りあえず起きないと。
口の中がネチャネチャだ…。

いらんことぶちこんでみました、執拗に。

「なんだよ!こんなもんおかしいだろ!あほ!」
と言う気持ちで聞いてると何でもダメなふうに感じてしまうので
ここはどうか、寄り添う気持ちで聞いていただきたいです。

基本として「起承転結」をまず枠組みに、って話をよく聞きますが
自分的にはあまり賛成しません。

大きな枠を作って中を整えて行く作業は、何だか作業的で、楽しくないし
出来上がった物語も、ありがちで読んでても無味乾燥になってしまうかもしれません。
(マジで凄腕作家の人はどうか知りませんけど)

さっき文章の作り方で言ったみたいな
「ちっさいところからどんどん太らせていく」って言うのがお勧めです。

起承転結が定石と思ってた人にとっては抵抗があるかもしれませんけど
騙されたと思って一回やってみてください。
これは漫画にも言えることだと思います。

これだけ言っといてアレですけど
行き当たりばったりで描けってことじゃないです、念のため。
あくまで「こういう話が描きたい」って言うのありきで。

最後に、どうやって太らせたらいいかなんですけど
ただただ適当に太らせたらいいってもんじゃなくて、そこは上手い事太らせるわけです。
己の勘を信じて。
最後の最後で勘なんて言ってしまって恐縮ですけど
やっぱり最後は自分のセンスが大事なんじゃないかなって思います。

みんながマニュアルに沿ったらだれでもうまくいくなんて芸術じゃないですもんね。
ギャンブル的な、こう、これからどれだけ言葉が発達したとしても言葉では表せない駆け引きがあるから
物語を作るのって楽しいわけですもんね。
それは創作活動をしておられる皆さんなら分かってくださると思います。

「これは自分以外には描けないな」って思えるセンスを見つけて下さい!
なんつって。

長い文章を読んでくださってありがとうございます。

お疲れ様です。



…もう終わりです。
さあブラウザの「戻る」を押して!



…うん

…では!

【終わり】

       

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