Neetel Inside ニートノベル
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へいへいへいへーい!

今までのこと全部

うっそ どぇーす!

へいへいへいへーい!!!!!

うっそ
どぇええぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええーっす!


と言う夢を春子は見た。

目覚ましの時間よりも15分早く目が覚めた。

まだ薄暗い、夢うつつの中で春子は考える。

あー…今日は学校休もうと思ってたんやった…。
目覚まし切っとこ…。

春子は、後15分程で鳴るはずだった目覚ましを切った。


今日は修学旅行だった。
どうせとけ込めない中で行くぐらいなら、修学旅行中、大いに家で休んでやろうじゃないか。
そう言う考えだ。
両親も納得している。

とりあえず春子は考えるのをやめて、二度寝しようとする。

なかなか眠れない。

余計な事が頭に沸いてくる。
今頃みんなはワクワクほいさっさしながら用意してるんやで。

「整髪料とか持って行くんかいなアンタ!カバンかさばるで!
おいていきー!」

「うっさいんじゃ!
持って行くし!死ねやぼけ!」

「こんなもん持って行く人誰もおらんわ。」

「持って行っきょるわ!井上とか!江原とか!」

こういう会話しとるねん。
しとるねんで。

寝るわ

うん
寝る

……
……

寝るで



寝るし


うん





今頃みんな駅前に集合か


寝よ


うん

寝れへん…

あああああああああくそ!!!!!!

目覚ましなんかかけんかったら良かった!

…あ、勝手に起きたんやった。

       

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