Neetel Inside ニートノベル
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<リボルヴァ⇔エフェクト>
<あとがき>

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<あとがき>



 これで俺のリボルヴァエフェクトは完結になります。
 思えばここまで話が逸れるとは思っていませんでした。暴走度合いで言えば今までで一番の話です。
 もともとはほんわか家族モノをやろうと思ってて、もっと六人衆も仲良しになる予定が、この終わり方になるとは、つくづく諍いや争いの絶えない話しか書けない男だということが明らかになってしまいました。
 人と不仲になった経験の方が多いので、仲良くしてドギマギするよりいっそ争ってしまった方が手っ取り早くカタがつくという気狂い思考の持ち主が書くと、主人公もひねてくるようです。





 これは逃げる話ですし、あまりいい影響を人に与えたりできる話ではないかもしれません。
 ですが、華麗な脱走というのは、時として逃げることから昇華して、逆にこちらが置き去りにされているということもあると思います。
 人を殺し、他人を理解せず、何もかも置き去りにした駆郎の選択は人として最低だと思います。
 ですが彼は最後に笑顔で走り去っていきました。いつか宣言した通りに。
 俺の世界では、悪党にも明日は来るのです。
 究極的な視野から見れば、悪党しか俺の世界にはいないのです。
 二人が楽園を追放された愚か者なのか、それとも厳重極まる大監獄から鮮やかな脱走劇を演じきって見せたのか、それは読む人によって違ってくると思います。
 結局なにもかも曖昧模糊としてハッキリせず申し訳ありませんが、それも俺の味の一つだと思ってご容赦していただきたいと思います。






 ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!
 次回、オーバードライブ編でお会いでき……るのかなァ……
 麻雀ギャンブル以外で完結させた長編としてはR.Eが初になるので
 辛口コメントもお待ちしてます。
 ちょっとでも面白いと思っていただけた部分があれば、それが俺の至上の喜びです。

       

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Neetsha