トップに戻る

<< 前 次 >>

作品解説

単ページ   最大化   

玄関を
白く塗りけり
燕の巣

解説:玄関に出来た燕の巣が糞を落として玄関を白くしています。
早三月
鳥は帰るが
句は残る

12.解説
ついいつもの感覚で二月は30日くらいまであるかと思ったら違った。
あと三句詠んでたけど二つに二月を思わせる言葉が残されてたからボツになった。
あと昨日の夕方空が綺麗で、鳥が帰っていくのを見て風流だなと思った。
だからこれは三月零日の句。
37, 36

  

木の幹の
蜂が告げるは
仲春ぞ

解説:木の幹に蜂が巣を作っていたのは春だからですか?
後スズメバチだったんで駆除しました。子供のころ観察してたら刺されたのがトラウマです。
草の上
虎色告げるは
春模様

解説:タンポポとか綺麗なこと言ってないです。蜂の死骸です。春だなぁ。って思った。
つーか駆除の人殺虫剤撒くだけ撒いて帰った。死骸は近所の小学生が拾いに来て、気づいた時には巣も無くなってた。春だ。
39, 38

  

鳴く猫や
見上げた先は
春北斗

解説:猫が鳴いてると思ったら盛ってた。上を向いていたので私が空を見ると、綺麗な星空と、春の北斗七星が見えた。
美しい景色だったけど、喘ぎ声が五月蝿かった。
汗をかき
舌を振るわせ
水を飲む

解説:辛いです。ハラペーニョ。酢漬けがオススメです。酢漬けを二つ分食べると腹を壊します。チーズがあれば一番いいです。
あと、酢漬けと一緒にニンジンを入れると美味しいです。純粋に美味しい辛さを求める人にオススメです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A7
41, 40

  

風無けど
吾の春風
吹き荒れけり

解説:言わずもがな無風状態でのエロ画像集め。つまり自分は何を探しているのかも解らずにただエロ画像を集めてるわけですね。
芯折れど
心は折れず
春の色

解説:英検の受付を見て思い出した。二年前の春時(多分二月中旬)のことだと思う。英検を受けていたら、斜め前に座ってた男が、「うわっ」と声を上げた。鉛筆の芯が折れていた。
私は試験前に駅で、そいつが「俺鉛筆二本だわ、日本にちなんで」とかいう笑えない馬鹿げた冗談を言っていたのを思い出した。
ちょうど私がマークを終えて作文に差し掛かった時に、再び「うわっ」という声が聞こえた。折れていた。
私は心の中では、彼はまだ鉛筆を持っていると思っていた。だが、彼は違った。彼の鉛筆を持つ手が震えていた。
私は作文を書く作業に戻った。思ったよりスラスラと書くことが出来たので、意外と早く終わった。
その後彼を見ると、彼はなんと、必死に鉛筆の折れた芯を使って作文を書いていた。心は折れていないんだなあと思った。あと、馬鹿だなあと思った。
それを観察していたら、気がつけば残り時間が5分となっていた。私は答え合わせのためにマークシートの回答を全て問題用紙にざっと書き写した。
彼はまだ必死に作文をしていた。少し見えたが、ボロボロでまともに読めなかった。

その後、解答を確認した。私は、落ちた。
五問目あたりから解答欄が一つズレていた。作文は何故かwolvesをwolfsと書く凡ミスで減点されていた。春だなあと思った。

その後、鉛筆の芯の彼と出合った。声をかけてみると、何故か覚えられていたらしく、合否を聞いてみた。案の定落ちていたと笑顔で語った。

その後もう一度、英検を受けた。急いでいたせいで名古屋方面と大阪方面を乗り違えた。遅刻した。泣いた。
43, 42

  

つま先に
春を運ぶは
痒みかな

解説:暖かくなる→靴が蒸れる→水虫になる。
白きもの
枕に垂れて
色染める

解説:よだれ
45, 44

  

砂煙
荒馬駆ける
土の声

解説:3月ということでやっぱりこの時期といえばロデオですよね。テキサス州ヒューストンのリライアント・スタジアムで観てきました。
ロデオは一般的にただの乗馬と思われたりしがちですが、実際はただの乗馬ではなく伝統的な家畜動物(牛、馬を中心とした動物)を使用したスポーツです。
競技は主にラフ・ストックとタイム・ストックに分けられています。それを今から紹介します。

タイム・ストックは基本的に時間を競う競技の事を指します。
ローピングというロープを投げて捕まえる競技と、レスリング、レーシングに分けられています。
ローピングにも色々種類がありますが、基本は全て同じで、馬に乗り、牛を追いかけ、頭にロープを引っ掛けます。
ここから競技別に変わるのですが、チーム・ローピングの場合はもう一方の人が足に向かって投げ、足に引っ掛かると終了です。牛は子牛です。
スティアー・ローピングは頭に引っ掛けると終了ですが、子牛じゃありません。
タイダウン・ローピングは頭に引っ掛け、馬を降り子牛まで走り、縄で四肢を縛れば終了です。
個人的にはタイダウン・ローピングが好きですね。カウボーイ達が獲物に向かって走っていく様が好きです。

次にレスリングの説明をしますね。これも燃えます。
簡単なルールです。走ってる馬から逃げていく子牛に飛び掛り、地面に倒せば終了です。
凄く単純です。主に飛び掛るカウボーイ達は子牛の角をガッシリ掴み、その後に思い切りひっくり返します。
早い人は追いかける時間を含め4秒程度で終わらせます。

次にレーシングですね。これは女性専用種目です。
カウガールさん達が馬に乗り、3つの缶をポイントとし、全ての缶の周りを一回転し、また戻ります。
ただ、皆さんに言いたいのは、巨乳のカウガールなんて都市伝説ということです。

ラフ・ストックについて説明しますね。
ラフ・ストックは基本的に暴れる馬や牛に乗る競技です。
ベアバック、サドル、ブルに分かれています。
ベアバックは馬に鞍無し、サドルは馬に鞍有りですね。ブルは牛です。
ベアバックは意外とすぐに降りれたりするのですが、その分落ちやすいです。
サドルは鞍有りで落ちにくいのですが、持っていれば無茶な体制になりやすく、心配になるくらいに揺れてます。
ブルは一番凶悪ですね。何故なら牛だからです。闘牛の牛を思い浮かべていただければわかりやすいかと思いますが、凄く上下に跳ねます。
しかもグルグル回ります。落ちても走り去りません。檻に出される前から既に暴れています。
何が怖いかというと、落ちたら踏まれる可能性があるということですね。過去に踏まれた人が居ましたが、会場は大盛り上がりでした。アメリカ人のテンションは怖いです。
ちなみにこの時には、囮になるための道化師が3人います。一人は樽に入った道化師。二人はピンクの服を着た道化師です。
多分この人達が一番強いです。樽に入った道化師は隠れることができますが、よく牛に突進されます。
ピンク服は避けられますが、命中すれば大変なことになります。跳ね飛ばされて空を舞ったあとにピンピンして牛の気を惹く姿は、カウボーイに負けず劣らずの勇ましさでした。

YoutubeでHouston Livestock Show and Rodeoと検索したら見れると思います。
終わりにビリー・クリントンという人のライヴがありました。凄く格好が良かったです。
People are crazyはカントリーなのに切なくていいですね。

ここまで長い解説を書くハメになるとは思いませんでした。ただ、ロデオはとても面白いスポーツなので、皆さんも観てください。熱中できますよ。
丘の上
線路を走るは
時間かな

解説:ヒューストンにて、古びた踏み切りを見ました。古びた電車が来ると思い込んで待っていると、リニアのような凄く近代的なのが来ました。
47, 46

  

三倍と
思いし物は
五倍かな

解説:せっかくテキサスに行ったのでWHATABURGERを食べてきました。トリプルWHATABURGERを頼んだのですが、日本の五倍くらいありました。
あとよくポテトは多い多いと言われてますがそうでも無いです。むしろ減塩されてて健康的です。ドリンクは事実上飲み放題です。
思い出が
痛み作りし
別れかな

解説:明日歯の手術です。痛みます。
49, 48

  

虫の声
涙と痛みで
寝れぬ夜

解説:虫は五月蝿いし歯は薬飲んだのに痛いし寝れない。
50

土岐白子 先生に励ましのお便りを送ろう!!

〒みんなの感想を読む

<< 前 次 >>

トップに戻る