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第三話

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地球が歪んでいく。
人は自然をむしばみ、大気を汚染し、後先考えぬ行動が世界を動かしているのだ。
こんな世界を救う組織は彼らの他にない。そう「中出し戦隊子供ツクルンジャー」だ。
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夜のネオン街を5人の軍団が歩いている。全員股間の部分にのみ布がなく、完全に性器が露出している。しかし彼らは、恥ずかしそうにするどころか、どこか誇らしげだ。
言うまでもないだろう。
彼らこそ、生殖のスペシャリスト「中出し戦隊子供ツクルンジャー」だ。
未だミッションに成功した例はない。

今日のターゲットは吉崎 京子。23歳のお水系の女だ。直ちに精子を注入し、妊娠させなくてはならない。
そして彼らは今、そのターゲットが働いていると思われるネオン街を歩いているのだ。
アワビの情報を元に、彼女が働いていると疑わしき店の前に立った。

「30分さわり放題 9000円」と書いてある。
それを見てブルーが大きく鼻の穴を広げて、チンコをしごきまくっている。今にも射精しそうな勢いだ。
「むほっお!むほっお!」
と謎の叫び声をあげている。こうなるともう駄目だ。彼は数分後に射精し、この看板を白濁液で汚染してしまうだろう。そして彼はそのままネオン街に消えていくのだ。

アホには構っていられないと、4人はビルに突撃した。
どうやら、このドアの向こうにターゲットがいるらしい。初ミッション成功の予感。
しかし、ここでトラブルが発生した。イエローが突如、入り口のドアにチンコを挟めまくっている。

「アァーーーーーー!!!」

という明らかに射精感を訴える声を張り上げながら、自分でドアを開けたり閉めたりして、チンコを挟めている。
まるで、今までの人生で最も楽しい事をしているかのような顔だ。
すでに必死の形相だ。
彼もこの数分後に射精し、ネオン街に走って消えていくのだろう。

葉子は焦った。さすがに3度も失敗はできない。なんとしてもこのミッションだけは成功させねば。そう思うと何故かマン毛が硬くなった。
3人は店へ突撃。中にターゲットを発見した。周りの人々は何が起こったのか呑み込めないらしく、まさにキョトンという顔をしている。
アワビがターゲットに襲いかかる。
人間というのは薄情なもので、自分の親しい者が、得体の知れぬモノに襲われていようと、自分の身を案じて決して助けには入って来ないのだ。

アワビが笑って、ターゲットの服を脱がし始めた。その間にブラックが自身のムスコをしごきまくる。あっという間に巨大化した。それはすでに人間のモノとは思えぬ、表現し難いモノだった。
アワビが準備OKのサインを出した。
ブラックが突っ込もうとする。
だがなかなか入らない。入りそうになっても、プルルンと外に出てしまう。
ブラックはイカれた。
自分のチンコをまるでゲームのフライトスティックコントローラーのようにグリグリと回し、「ブ~ン!ブ~ン!」と飛行機の真似をしながら店を飛び出し、ネオン街に走り去っていったのだ。

残る植え付けがかりはアワビしかいなかった。アワビはびっくりした顔をしている。衝撃のあまり、身動きが取れないようだ。
葉子はそれを見て、これまでのメンバーの失態に対する怒りを全てアワビにぶつけた。先ほどから硬くなっていたマンゲを、アワビの頭にぶっ刺した。

ドブス!!!!
アワビの頭に、完全に穴が空いた。


ミッション失敗だった。
3

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