たった一つ、大切なモノを護る為に全てを失おう。
それが他のモノの大切な何かを奪うことになろうとも、他のモノを全て否定することになろうとも。
自らの、たった一つ大切なモノを肯定するためだけに、自らの全ての行いを肯定する。
そして…奪い否定したモノ一つ一つが点となり、護り肯定したモノと一つになり、光となる。
その光は何よりも美しく、そして何よりも代え難い。
しかし、何よりも矛盾している。
否定したモノは闇となり、二度と戻ることはない。
肯定した光を引き立てるだけなのだ。
それでもその光を失わないためならば、他の全てを失おう…
その光を肯定するためならば、他の全てを否定しよう…
なぜならその光が、自らにとっての全てだから…
光だけが、自らの存在を照らし、肯定してくれるから…
Prologue
さあ、『個』を解き放て!
孤独と暴力と死のみが支配する闇の中へ!
時は満ちた・・・・・・・・・
Real.Battle.Royal
開幕。」
――ジリリリリリリ!!!!
静寂の訪れた教室に、開幕ベルが鳴り響いた・・・
孤独と暴力と死のみが支配する闇の中へ!
時は満ちた・・・・・・・・・
Real.Battle.Royal
開幕。」
――ジリリリリリリ!!!!
静寂の訪れた教室に、開幕ベルが鳴り響いた・・・