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一時間

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ピンポーン
インターホンの音が朝から鳴り響く
疲れきった体を起こし僕は玄関に出る
「宗ちゃん~おっはよ~!!」
僕はあけたドアをすぐに閉めた
「えぇ!ひどいよう~」
現在の時間は6:30
まだ、おは◯タも始まっていない
「なぁ雫いま何時だと思う?」
もう一度ドアを開けた
雫は腕時計で現在の時間を確認した
「いま何時って7:30だよ~急がないと遅刻しちゃうよ」
だめだコイツ早くなんとかしないと
僕は一秒たりとも狂わない電波時計をみせた
「まぁとりあえずお茶でものむか?」
雫を家にあげた

月乃 雫
幼なじみで今まで同じ学校しかも同じクラス出席番号も同じ
ただし学校のテストの点数は違う
性格は天然
特技は料理
その腕前は食べたら腹痛で一週間動けなくなる
あとは…
身長は151ぐらいで髪の色は白ぽい色で
学校では純白のドジ妖精と言われている(本人は気がついていない)

「コーヒーとお茶どっちがいい?」
雫は悩みながらイスに座ると
「コーヒー!砂糖は100個ぐらいで」
「いくらなんでも甘すぎだろ、っか液体じゃなくなるぞ!」
「うぅ…じゃあココアで」
僕はお湯を沸かしてるときに雫の変化に気がついた
「お前どうして手首にリボンなんてしてるんだ?」
「おまじないかな」
ふーん僕は作ったココアを雫の目の前に置いた
「熱いから気を気をつけろよ」
「やっぱり宗ちゃんはやさしいね」
僕達は一時間くだらない話で時間を潰すのであった


もしも私が危なくなったら宗ちゃんは助けてくれる?
それは幼い頃の約束だった
10

ろーど 先生に励ましのお便りを送ろう!!

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