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11月12日ニノベ作品感想

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★11月12日ニノベ作品感想


8作品が更新されていました。
どれもそんなに文章量も多くなかったので、割とすぐに読めてしまいました。
そろそろ作品数が減りだすころかな?
感想が欲しい方は一通り回ったかも。
ちなみに初回感想は割と甘口、二回目に感想を合わせてくる場合は少し辛口に感想書いています。
一回当たったしもういいやという方も、二回目合わせるのを検討してみて下さいね。
次回は11月20日更新の文芸作品の感想を書きます。


今回は以下の作品感想を書きます。


「稀望の証明Verどうしん」
「サンダーボーイ」
「オピオイドの繭」
「まきこまれライフ」
「未来のカノジョ」
「リアル・リドル・ゲーム」
「『欠』能力者バトル」
「時計の国の貧民街」
「稀望の証明Verどうしん」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=16939


先日、感想を書いた「稀望の証明Verヤーゲンヴォルフ」のどうしん先生Verです。
ヤーゲンヴォルフ先生Verと同じ主人公・東郷沙代子が登場しますが、シチュエーションや登場する兵器が異なります。
以前更新されていた時、序章だけは読んでいました。
でも内容忘れていたので、改めて最初から感想を。

■序章 「追憶と戦闘」本土防衛東方戦線篇
四十一式山砲という旧大日本帝国軍でも広く使われていた兵器が登場。
広く使われていた割に、システムソフトの大戦略で使った記憶が無いw
野砲とも違うんだよね、山砲って。ややこしい。
ヤーゲンさんの方に出てくる高角砲に比べると、こちらは小回りはきくけど砲の威力は低かったはず。
ただ戦車が弱い大日本帝国では頼れる対戦車砲でもあったようですな。
さて、そんな兵器のスペックなどどうでもよろしい。
弾薬がなければどんな兵器も鉄屑に過ぎません。
こちらでも陸軍との確執からか、ろくに補給がなされなかった海軍。
東郷の部隊はその為に敵・北中支軍の侵攻に敗北してしまいます。
こちらも負け戦から始まるようです。
プロローグで悲惨な負け戦を描写するのはありがちかもしれませんが、物語のシリアス度を高めますな。

■一章 「転属」 尖石島戦線転属前夜
内地の野戦病院で目覚める東郷。
東郷と部下の源の二人だけが部隊の生き残り。
そこに転属となるのは兵学校上がりの三等兵。
東郷には参謀大尉から出頭命令がなされる。
若く美しい繊細な女性士官とそれを支える副官、そして少年兵。
役者が揃ってきている感じです。

■同守備隊海軍司令部 参謀室
中年男性の琴枝参謀大尉。
陸海軍の確執からきた部隊全滅であったのに、その責任を問われていた東郷。
それを庇った琴枝大尉ともども、尖石島の防衛という島流し処分とされる。
ここで東郷は「下士官」であるとされている。
でも中尉なら士官じゃないかと思うんだが…。
(ヤーゲンヴォルフ先生の軍隊講座によれば)
下士官だと軍曹とかと混同してしまいますね。

■十一月十二日 東郷沙代子中尉  尖石島戦線ヘ転属セリ
ここが今回の更新分かな?
輸送船団で尖石島へ向かう東郷。
友軍の艦上爆撃機の機影を見る。
このあたり、ミリタリー物ながら情緒的な情景演出だと思う。
ファンタジー物であれば主人公が航海の旅に出る際にカモメが見送ってくれるような感じかな。
文章量少なめで展開も静かですな。
丁寧であるとも言えますが予想内というかそろそろ起伏が欲しい。

さて、尖石島への転属というシチュエーションまでは一緒のようです。
ある程度進んでいるヤーゲンヴォルフVerとどう違ってくるのか?
期待したいと思います。
ちなみにコメ4・5・6は私でした。
みんなもっと読んであげよう><
60, 59

  

「サンダーボーイ」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=17091


作者はあたごらむ先生。
綺麗な絵の表紙がついている珍しいニノベ作品です。
みんなもっと描けばいいのにね。

■序章
冷酷そうな科学者?の母親に、実験台にされる息子という場面。
二~三行読み進めたところで文章力は残念だなと感じる。
三人称一人視点だと思うんですけど、その一人視点は息子ですよね?
なのに母親のことを「美しいひと」とか「彼女」とか書いているのに違和感。
三人称神視点とどっちつかずの書き方なので、どちらかに統一すべきですね。
あと段落を揃えるぐらいはして欲しい。
冒頭からこれでは、即座にブラウザバックものです。

■一章
夜雷、摩楼、凱、次元。
ちょっとキラキラネームな男四人衆。
描写はされてないが多分イケメン揃いなんでしょうね。
会話のノリがホスト軍団みたい。
多分ファイナルファンタジー15に出てくるような奴らだと思う。
四人の外見的特徴は表記されている。
だが髪の色とかぐらいで、その四人が誰が誰で、どういう性格をしているかなどは一切頭に入ってこない。
舗装されていない道を進んでいるとあるが、どういう世界・時代なのかも良く分からない。
恐らくTOP絵からファンタジー世界かと思われるが、その説明はない。
日本人っぽい名前だけどハイファンタジー世界でいいんだよね?
ごめん、そこからは読み進めるの余りに辛くてスクロールして読み飛ばした。
はっきり言うと…小学生ぐらいに書いていた自分の小説を思い出して、読むのが辛かったw
文章力があれば好みのジャンルでなくても普通に読めるのだが…。
世界観が一切説明されておらず、登場人物達の掛け合いはどんどん進むけど読者は置いてけぼり。全然話に入り込めない。
場が冷えていては、芸人がどんなに面白い事言っても、ドッカンドッカン笑いは起こらないですよ。
私自身の小説の書き方がそうなんですが、ハイファンタジーなら世界観の説明は必須だと思うのです。
その世界の風景を含めた挿絵の一つでもあれば全然違うんですけどね。
TOPの表紙の絵で漫画を描けば普通に読んでもらえるだろうし、コメントもいっぱいつくと思う。
作者はこの作品のキャラクターを愛しているのは伝わってきたので、いっそ漫画で描いてみても良いかもしれない。
文章だけで説明できなくても、絵なら背景も描かないといけないし、視覚的に一発で世界観の説明が済む。
そこで初めて、文章だけでは圧倒的に説明不足だったと気づくでしょう。
どうしても文章で説明したいのなら、もう少し他の一般小説を読んでから書き初めて欲しいところです。
初回から厳しいこと書いてすみません。
「オピオイドの繭」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=16904



過去2回ほど感想書いた作品です。
前回は第一章の途中まででした。
せっかく出会った男だが、繭となってガラスを割る勢いで蛾に変貌するというホラーな別れ。
おくりびとのようだな…とか、エボラより繭化恐くね?という感想でした。
その後、死体から物資を漁る秋穂。
繭化しつつあるが相変わらずたくましい女性です。
滅び行く世界の中、二人のやりとりは空元気かもだけど微笑ましい…のかな?

■二章「キングス・オブ・ニューイングランド」
バイクのエンジンが故障。
そういえば一章冒頭でも時計が繭化していましたね。
人間だけでなく機械などの人間文明も全て繭化させてしまうのは恐ろしいところです。
廃墟マニアにはたまらない世界なのかもしれませんが。
秋穂が熱を出して寝込んでいる。
廃墟世界が広がる中でのバイク旅ですし、雨は確かに脅威ですね。
秋穂の容態は良くならず、進退窮まっている状況。
そんな中で、泥棒が出て食料を盗まれる。
中々過酷なサバイバルしています。
北斗の拳のような世紀末状態の世界だからこれぐらい当たり前でしょうけど。
その盗みを働いた少年をとっ捕まえる武藤。
でも食料を分け与える優しさを見せる。
過酷な世界にも関わらず、武藤はそれに抗う感じはないですね。
死や滅びを静かに受け入れていく美学のようなものを感じます。
ブッダのような少年だ。
一方、秋穂は相変わらずちっとも可愛くありません。
武藤の庇護を受けているのに、全然感謝もせずに悪態をつくばかり。
ツンばっかですし、もう少しデレが欲しい。
先に感想を書いた「サンダーボーイ」とちょうど逆ですね。
世界観重視で丁寧な書き方をされてますが、メインキャラクターどちらも魅力に乏しく感情移入しにくい。
と、好き勝手な事をほざいておりますが、何か意図があってのことかもしれません。
続きを読む気がしないニノベ作品も多い中、普通に続きが気になる作品です。

62, 61

  

「まきこまれライフ」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=16895



桐山じゃろ先生のニノベデビュー作。
感想は1話まで書いてましたが、個人的に2話までは読んでいました。
魔法少女が現れ、主人公・庸次の部屋がめちゃくちゃにされる。
でも相変わらず庸次は普通で平々凡々とした印象のまま。
話の内容も特に変わったところもなし。
とりあえずTOP絵は可愛い。

■3話 魔法の世界と世界の名前
異世界オルティアノから訪れた魔法少女ミル。
敵を追ってこの世界に来たと。
現実世界から異世界へ転生されるケースは良くあります。
逆に、異世界から現実世界に転生されるケースも。
ライトノベルの教本に載ってそうな筋書きの一つですね。
実に使い古された平凡な設定です。

■4話 おんなのことひとつやねのした
ミルはすぐにこちらの世界に馴染み、庸次の部屋でテレビゲームに興じるようになる。
異世界とこちらの世界とのカルチャーギャップが語られる。
一方、ミルは異世界の敵を探したりもしている…と。
うーん、まぁ、悪くはないんですよね。
展開・文章的には丁寧で読みやすいと思います。
異世界人が日本の文化に触れ興味を示すのは和みますよね。
最近の「日本はこんなに凄い! 外国人もびっくり!」ってなテレビ番組みたいで、ホルホルできますしね。
ただどうしても主人公の平凡属性が話全体に及んでいる。
冷静に考えたら異常な状況ですけど、実に良くある。ありすぎる設定なもんで。
「で?」という印象しかない。
ここまでの4話を短縮して1話にまとめても良いぐらい内容が薄い。
例に出して申し訳ないが、顎男先生の「滅神時代に生まれました」は、事実1話でそこまで書いていました。
じゃろ先生が未読でしたら、一度参考に読んでみても良いでしょう。
なので、そろそろ何か動きがあっても良いんじゃないかなーと思います。
初回が10月1日、4回更新でこのペース。
顎男先生の筆の速度は異常なので比べるのは間違ってますが、同じ日に始まった「滅神~」は17話で完結済み。
じゃろ先生はこの話をあとどれぐらいかけて終わらせるつもりなのか?
気が早い人は既に切っているでしょう。
私もそろそろきついかも。
まずはテコ入れが必要。
例えば、これまた良くある話ですが、魔法少女を脱がしてラッキースケベ発動させるとか。
「未来のカノジョ」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=17015


またあなたか、七瀬楓先生。
七瀬楓で検索したら連載15作品も出てきたw
マルチタスクにも程がある。
七瀬先生の頭の中はどうなっているのかw
まぁ、既に8作品も完結させているんですから、15作品同時連載でも無理ではないのかな?
全部投げずに完結させて下さいね。

■1『チャンスをもう一度』
苑原舞、風祭悠一。
さて、どこかで見た覚えのある名字もありますが…w
書き出し上手いなぁ、さすが書き慣れているって感じ。
舞さんの陥っている特別な状況に、悠一と同様、読者も興味をそそられます。
冒頭からそんな素振りでしたけど、舞さんは14年後の未来からタイムリープしてきたようです。
時代と肉体は16歳、意識だけが30歳です。
しかも舞さん、悠一は将来自分のヒモになっていると予言。
未来からタイムリープしてきたなんて荒唐無稽な話だが、「将来の自分がヒモ」ということで悠一は納得する。
舞さんはそんな悲惨な未来を今からなら変えられる!と意気込んでいます。
悠一とは付き合わないという選択肢はないのかw
でも面倒くさがりな悠一はそんな状況も面倒。
16歳の舞さんはクラスの男子の人気ナンバーワンの美少女。
にも関わらず、やる気を見せない主人公、かなりの駄目人間&屑っぷりです。
ここまでのあらすじで、「世にも奇妙な物語」に出てきそうなシチュエーション。
興味深いテーマなので、一発で私は気に入りました。
これまでの七瀬作品でもトップレベルで面白そうです。

その後、悠一の弟の憂作(これまたどこかで…w)との会話。
兄と違ってリア充でエネルギッシュな弟のようです。
兄が真人間になるのに賛成と。まぁそりゃそうだろう。
悠一はクズというより単に無気力なだけのように見えますしね。
…と、思いたかったけど、その後の舞さんとの会話。
舌フェチという性癖に加え、ヒモという生活に甘んじたかったから風祭家との絶縁を選ぶという未来。
やはりクズである。
ちなみに舌フェチというのは、唾が好きという性癖にも通じるのかな?
であれば、女性の体液を何でも美味しく頂けて、体の中から支配されたいという欲求もあるのでは?
いや、舌を弄んでいたとあるから、単に舌そのものだけにしか興味がないのかな?
ジョジョの吉良みたいに「女性の手にしか興奮しない」とか言って、舌を切り取って収集するシリアルキラーになる恐れも…!!
と、結構膨らませられる伏線かもしれない。
クラス一の美少女に興味がないのに、舌にだけ興味があるというのはそういう事かも。
食欲と睡眠欲しかない悠一ですが、唯一示したそれ以外の欲求なので、ちょっと注目です。

舞さんはそんな悠一の筋金入りのクズっぷりを知ってなお、悠一を諦めない。
苑原サーティーは本格的にだめんずうぉ~か~のようです。
その後ロシア人転校生のラリサちゃんが登場します。
ツンドラ気候のような性格+白髪ツインテ=ツンデレですね、分かります。
彼女は未来ではその性格が災いし、せっかくの美少女なのに孤独な高校生活を送ったという。
でも悠一が関わることで、その未来が変わりだします。
このあたりのくだり、ラリサちゃんは日本語けっこうぺらぺらですよね。
友達欲しかったなら最初から日本語話せば良かったのに。
別に悠一が関わらなくても、普通に友達できたんじゃないの?と少し展開にご都合主義を感じてしまいました。
というか、「未来を聞いたから、未来を変えようと悠一が積極的に動いた」という展開じゃないのに、未来が変わってしまったのにご都合主義しか感じられない。
悠一、殆ど状況に流されるだけで、別に積極的に動いていなかったしね。メンドクサイと言ってばかりで。
それに、新しい登場人物がロシア人である必然性も感じられない。
単に白髪ツインテ美少女出したかっただけちゃうんかと。
あと、悠一が若干リアルな高校生らしくない。
「水樹美虎」も高校生でしたが、あれはちょっとヒーロー趣味が子供っぽくはあるけど年齢相応に見えた。
悠一は、面倒臭がりという性格を強調したい為か、高校生らしくない老成さが「やれやれ系」でもなく、既に高校生ではない作者の価値観が入った分身のようです。(七瀬先生がヒモ志望のクズと言いたい訳じゃないですよ)
それに、面倒臭がりの割に、トラブルを招くような人をくった発言を平気でしちゃうところがある。
それはつまり、悠一の性格・言動が、話を面白くしたい七瀬先生によって作られた性格という側面が強く見える。
リアリティのある人間・高校生に感じないんですよね、残念ながら。
はっきり言えばわざとらしい。

■二『変わった未来』
今度は風紀委員の服部さんが登場。
彼女にだらしない生活態度を指摘され、反省文を書きに行く。
そこで見た服部さんの恥ずかしい趣味。
そこで出た悠一の一言がもう酷い。
弱みを握った感ありありのドクズ発言。
さぁ、またまた悠一にとって都合の良い展開となってきました。
未来のカノジョとは、舞なのか、ラリサちゃんなのか、服部さんなのか。
分岐ルート、もしくはハーレムエンドか。
という筋書きのようです。
これはもう悠一を全男子の怨嗟を込めて殴りにいくしかないですね。
全然期待できませんが、前島君あたりに頑張ってもらいましょう。


64, 63

  

「リアル・リドル・ゲーム」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=17115




滝杉こげお先生の新作。
七瀬先生ばりに次々と新作をぶつけてきますね…。
リドルゲームについては疎いんですけど、脱出系とかの謎解きかな?
一定の愛好家はいるでしょうけど、余り興味は持てないジャンル。
新都社の漫画では「Letter」が秀逸でした。
小説でもひょうたん先生の「塔から脱出するゲーム」
猫瀬先生の「高校生6人を密室に閉じ込めてみた」
などが有名ですね。
さて、今回のこちらはどうでしょうか?

■始まりの部屋
高校生の頃まで成績優秀だった主人公。
大学でサークル活動にはまってしまい、卒業がギリギリになってしまい、就職活動が疎かになってしまう。
その為、適性に合わない営業職についてしまい、日々を鬱屈した気分で過ごしている。
そこに謎のメール、リアル・リドル・ゲームへの誘い。
物語の導入としては自然ですし、普通に読めると思います。
まぁちょっとありがちというか、工夫がないですけど。
始まったばかりですし、ゲーム内容もどういう話になるのかまったく分からない。
なので、指摘するところといえば…。

勉強も隙
卒業まじか
高ぶる感じ

短い文章の中で、誤字が3つもありました。
これから数独的な物なり脱出系なりをやっていくにあたり、大いに不安ですね。
キーワードなのか、単なる誤字なのか、どちらか分からないまま読者に推理させる気でしょうか。
筆が早い、多作なのは結構ですが、初歩的なところを疎かにしないで頂きたいですね。

「『欠』能力者バトル」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=16727



これも滝杉こげお先生作品。
前も一度感想を書きましたが、ツイッターアカウントもこちらに合わせているところを見ると、この作品に最も力を入れてるのかな?
実は、前回の感想では、割とそこまできつい事は書いてませんでした。
でもまた更新を合わせてこられたので、今後は厳しい事も書いていこうかと思います。
そう、劇中の人物・タイヨウのように。

前回、正直言ってこの話は特に面白いとは感じていませんでした。
そこそこ読みやすいのですが、コロコロっぽいというか、小学生向け?
分かりやすいゲームファンタジーの世界に飛ばされた主人公達。
良くある異世界転生モノの粗製乱造。
特徴としては「ノーサイド」に見られるような、ゲームのナレーター的存在が大きいというところぐらい。
あとはタイトルにもなってる「欠能力」についてですが、第五話まで読みましたが、全く重要そうに書かれていない。
なので、気が早い読者はそこまで読む前に切っているんじゃないかな?と思います。

第五話の最後らへんは、まだ前回の感想書いた時にはなかった部分だったかな?
主人公サトシのパートナー、タイヨウが隠していた事情について。
本当の自分は中学から引きこもっていて、性格もサトシに見せていたものとは違う。
ゲームの中だからとRP的に勇者っぽく振舞っていただけだと告白する。
サトシやウシトラは自然体なキャラクターに見えますが、タイヨウは何か裏があるっぽいというか、作られた性格っぽい描写もありましたしね。
ここは素直に「おー、なるほど」と感心しました。

■第二章 第一話『ディスアビリティ ナラクの場合』
さて、次の章に移ります。
「街の中を移動できない」という欠能力を持ったナラク。
「ゲーム内で使われる言語を理解できない」という欠能力を持ったオウジ。
この二人が出会った事から始まるようです。
お互いの存在が欠能力を補うので、良いコンビになりそう。
…と、そこまでで更新が終わっていたw
え、これだけ?
何とも感想書き辛い。
強いて言えば、ちょっとキャラクターの会話が不自然。
ナラクは慇懃無礼だし、オウジは北斗の拳のサウザーみたい。
分かりやすいといえば分かりやすいですが、うーん…。
七瀬先生の「未来のカノジョ」でも指摘しましたが、作者が話を転がしやすいように作られたキャラクターという色が濃いんですよね。
つまり、わざとらしい。
どんな物語でもそういう要素はあるでしょう。
ただ、読者の心を揺さぶり、生身の人間として感じさせることはできるはず。
コロコロっぽいと言いましたが、要は子供騙しです。
コロコロ漫画って小学生の頃に読むと物凄く面白く感じる。
でも大人になって読み返してみると、「あれ? こんなにつまらなかったっけ…」となる。
それは大人目線からすると、ひどく陳腐で、安っぽく感じるからです。
より低年齢層向けに、コロコロ漫画のように。
敢えてそういう風に書いているのでしょうか?
厳しいことを書こうとしましたが、内容が薄かったので余り書けませんでした。
次回に期待ですね。

66, 65

  

「時計の国の貧民街」
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=17037



作者は野場先生。
初見ですね。
新人なのか、誰かが名前を変えて投稿しているかは分かりませんが…。

■0時:はたしてその騎手は
銀色に染まった空。
巨大なきゅうりの精霊馬。
それに轢かれる主人公。
というのをちょっと冗長に語りすぎかも。
ただ文章は整然と書かれているし、誤字脱字もない。
世界観を先にしっかり描写している作品は好みです。
何となく、高橋留美子のるーみっくわーるどっぽい「間抜けな奇妙さ」がありますな。
この感想企画で度々高橋留美子の名前を出している事からお気づきのように、私はるーみっくフォロワーですw

■1時:虚無僧一歩手前
主人公・吉川の悲しいぼっち高校生活。
これ、洒落にならないぐらいリアリティありますよ。
同じくぼっちの高校生活送ってきた人にとっては容赦なく古傷を抉る内容。
これは体験者にしか書けない…(確信)
ただやはり冗長です。
丁寧ではあるんですが、ここまで文章量を費す必要あるかな?
リア充の体感時間は短く、非リア充の体感時間は長いといった話。
腕時計。
エヴァのアスカの声優さん。
ここで出てきたキーワードはそれぐらいですね。

■2時:初めての再会
場面は0時に戻り、巨大きゅうり精霊馬に轢かれた後から。
精霊馬は執拗に吉川を轢き殺そうと狙ってくる。
あたふたとそれをかわそうとする吉川。
緊迫感、焦り、戸惑い。
そういったものが伝わってくる良い文章です。
少々、冗長に感じるものの、そろそろ慣れてきました。
そしてそこに登場する銀髪の謎の女。

物語はまだまだ始まったばかりですね。
全体を通して読んだ印象としては、書き慣れているなって感じです。
少し冗長ではありますが、文章力は高い。
誤字脱字も見当たりませんし、丁寧に書いているなと感じます。
どういう話になっていくか、良い意味でまったく予想できない。
続きが楽しみです。
67

後藤健二 先生に励ましのお便りを送ろう!!

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