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第四章 夢幻

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グローク「ゲップ。」
ダンボールで一時的に空腹を満たしたグロークは再び寝ることにした。
グローク「もう嫌だよ。おうちに帰りたいよ。」
ホームシックktkr。
焚き火の炎が次第に弱まってくる。
さっきのあまったダンボールを焚き火の中に入れてグロークは眠りについた。
グローク「Zzzz・…」



ここは何処だろう。
濃い霧の先には船…だったものが在った。
無意識のうちにグロークはその船に入っていた。
船の中の木材はあちらこちら折られていた。

(カラン)
グローク「!!」
グロークは人の骨を踏んでいた。
だいぶ古いようだ。
グローク「何だよ、ビックリさせやがって…。……?」

―気がつけば周りは骨で埋め尽くされていた。

鼻を刺すような臭いがする。
グローク「(酷い臭いだ…。何でこんな所に入ったんだ俺…?」
鼻をつまみながら奥へ進んだ。

扉…だったものが見えた。
鍵が壊れていて入ることは出来なさそうだ。
が、体当たりで扉を粉砕した。

――中には宝箱がひとつ。
鍵はかかっていないようだ。
宝箱を開けると銃弾が入っていた。
…が、持っている銃には使用できないようだ。
どうやらスナイパーライフルの弾のようだ。
他に中に入っていたのはガラクタだけだ。
黒金。ネジ。

それらを回収して外に出ようとした瞬間
眩しい光に包まれた。

気がついたら森の中だ。
       ,,ggllllllllllllllgg,,
        ,,lililllllllllllllllk
       ,,lili[^^^    ゚゚llllllllll._
      gllll゚゜       ^)llll[
      llll[,,ggggg。 pgllllpx.l][
      〈[^],,,,,,],,"  .。ggpr 〈[
      ..l[  ゛゛゜      | <夢・・・・か・・・
      ..l[   ,,、  g_   [!
       _ll、 y^^"ヾ"`、(  」゜
       .lk_ メll[]];;59f  _g゜
         ]g      ,,pl゚゛
   ∩,  / ヽ、,      ノ        @
   丶ニ|    '"''''''''"´ ノ       ヽ|ノ,
      ∪⌒∪" ̄ ̄∪      ,,, 、,,    ,,,
  @   ,,, 、,,    ,,, 、,,  , "  ,,  、、
 ヽ|ノ 、、,  ,, 、,,   , "  ,,  、、, ,,




木の上から鳥の囀りが聞こえる。
特に用はないがケータイをパチッと開く。

――「圏外」
まぁ、当たり前っちゃ当たり前だ。
こんな街に電波が開通してる筈がない。

どうせやることも無いし、この前の図書館にでも行こう。

起き上がろうとしたとき、手のひらの中に何か入っているのに気付く。

―夢に出てきたライフルの銃弾。とガラクタ。
使い道は無いがそれとなくとっておく事にした。

相変わらず天気は雨の降りそうな曇り空。
霧も晴れることは無かった

図書館に着いた。
この前と若干本棚の位置が違う気がした。
気のせいだろうか。
ま、そんなこと気にしてたらこんな街で生きていけないだろう。多分。
もうこういうことに次第に慣れてきた。

机の上におきっぱなしの本。
パラパラとページを捲り始める。
この前の本とは違い意味不明な文字ではない。
グローク「…!」

偶然目に留まったページに船の写真があった。
夢で見たものと同じだ。
文章にこう書いてある。

「リックフリートを旅立ちヘイオガを目指した船、嵐に巻き込まれ沈没す。」

リックフリートとヘイオガ。こっちの世界で言うとケニアと南アメリカ州ほどの距離。

そして船。夢の中で見た時はどこかの海岸にうち上げられていたような…。
結局、この町のことについて書かれていた本は前の本以外に一冊も無かった。

外に出るとかすかに波の音が聴こえた・・・・・ような気がした。 
 

12, 11

  

波の音。塩の匂い。
図書館で見た船。
――この町は想像と幻影で出来ているようなものだ。

グロークは海岸に立っていた。

打ち上げられた船。命名ハルバート号。
やっぱり夢で見たのと同じだ。
構造も変わっていない。
最初に図書館で見た、この町のことについて綴られた本。
ページの端に小さな文字でこう書かれていた。

この町では夢(理想)と現実は表裏一体。
つまり夢で見たようにあの宝箱のところに行く。
    ↓
たからばこ は からっぽ だった !
     ▽
    ↓
=本に書かれていたことが本当。

という方程式が成り立つ。
が、あの鼻を刺すような臭い。死体がたくさん放置されていた所はなかった。

アレ?なんか迷ったんじゃね?><
そとで見たときより中が広いように思える。

中に入ってから40分。
グローク「ここどこ?」
グロークは完全に迷ったようです。

さっきから同じところグルグル回ってるキガス。

    ↓今の心理描写

とんでもない所に迷い込んじまったお
ビクッ
 
 Σ(^ω^;≡;^ω^)
    /  つ つ
  ~(_⌒ヽ ドキドキ
    )ノ`Jззз
迷った。完全に迷った。
出口すら見失った。
腹減った。もう何でもいいから食べたい。
気が狂いそうだ。無我の境地とか発動しそうだ。
グローク「そういえばあの漫画最近見てないな・・・・。」
何を考えているんだろうか。
話を元に戻そう。

グローク「おっ」
例の場所についた様だ。屍が群れいている。おっ、じゃねーよ( ^ω^)
が、肝心の宝箱がある部屋へ繋がる通路がない。
こういうときはアレだ。屍とか調べるとなんか出てくるんだ。
とりあえず全部の屍しらべてみよう。

→調べる ピッ

「へんじがない ただの しかばね の ようだ」

→調べる ピッ

「へんじがない ただの しかばね の ようだ」

→調べる ピッ

「5G見つけた。」

はい、行き詰った。
部屋を間違ったのかもしれない。
グローク「ふりだしに戻ったな。」
扉のノブに手をかけた瞬間。

(カタッ カタッ)
グローク「!!」

屍が動き出した。
グローク「ちょ、これヤバくね?」

屍の集団がグロークに襲い掛かった!
グローク「おまwww私刑とかwwww」
反射的に銃を取り出す
(カチッ カチッ)
弾入ってないの忘れてたわ。

グローク「うわああああああああああああぁぁぁぁああぁぁぁあaaaaaaaaaaa(ry






14, 13

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