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それでも新都社で人気者になりたいあなたのためのアドバイス

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非商業系の漫画は、何よりも作者が楽しむために描くものだと思う。
だが、もし、あなたがどうしても、作品において、人気者になりあわよくば、将来、映像化されればいいなといった執着から自由になれない場合は、一度、自作品がマーケティング的にどうなのか分析してみるのもよいかもしれない。

そのような執着から自由になれない私が、新都社自作品のUUとPVを分析した結果得た結論は以下である。人気作になりたければ以下が大事だと思う。

① 話数を増やそう。

話数は極めて重要である。もし、あなたが面白い漫画を描いたとしよう。そして、一応、何らかの評価を得たとしても、話数がないとそこで終わってしまう。新規のあなたの読者は、あなたの作品を一つ見て、あなたの漫画が面白いと思っても、ほかに読むものがないとそこで、あなたへの関心を失うだろう。

② コメント数に惑わされない。

あなたが、もし、他作品にコメントをしない傾向の読者だとすると
あなたの読者もそのような傾向が強い可能性がある。その場合、実際の読者数に対して、コメント数が少ない傾向になるだろう。コメントは、あくまで、自作品読者の傾向を分析する材料にした方がよい。実際、あなたの作品の潜在的な読者は、あなたが想定しているものより、ずっと多い。

③ 自分のためではなく、読者のために作品を描こう。

こちらは、人気者になりたいのならという条件でいえば、やはり、不愛想なのよりは、愛想がいいほうが人気がでるだろう。また、描きやすさより読みやすさを重視するなど、他社への配慮ができた方が人気がでやすい。

④ 実録系を描く際の注意点。

実録系は、基本的に人気がでる。また、あたりまえであるが、
自慢話より、ひどい目に会った話の方が人気が出やすい。実録系を描く際の注意点は、自分の身元がばれたときに、基本的に問題のないものを描くべきである。最悪なのが、特定の個人を侮辱、攻撃するような内容を実録系に描くのはNGである。(ただし、社会的な意義がある場合は別)

⑤ 自作品について、相談できる人が身近にいるとよい。

一人で描いているとどうしても変な癖が出やすいので、専門的な立場で、アドバイスをしてくれる人が身近にいたら、極めて重宝だろう。
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